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終わって帰られるときには殆どすべて方々からお礼の言葉を頂く。 「ありがとうございました」 「バイバイ、博士。お父さんにダムのお話をしてね」と見送る。 「ダムなんでも相談室」のすばらしい魅力は、ダム工学会員、CMED会員だ。 そして、「手作り・本物」企画が参加者の心をつかんだ。
【コラボレーション】
同時期に、「ポレポレ東中野」(JR東中野駅前映画館)では、ダムを幅広い視野からとらえようとする意欲的な企画で「ダム映画特集」を実施。記録映画、娯楽映画、水没の悲哀を描いたドラマ等15本の作品と監督トークショーで構成されている。早速、映画館を訪問して意見交換、お互いの趣旨に意気投合。案内チラシを相互交換して来場者に手渡すことになった。
市民のなかにはダムに強い愛着と関心を持っている方々が潜在的にかなりいらっしゃる、最近彼らがインターネットを通じてそれらを情報発信し始めた。ダムマニアといわれる人達だ。
(財)日本ダム協会HPに彼らの写真が整備された、ダム写真集「フォト・アーカイブス」だ。その写真の質と数はまさに圧巻である。ダムカレンダーの数点もここから提供して頂いた。私たちは、彼らとの連携を含めてもっと間口を拡げる努力が求められる。
◆ スタッフのひとこと
スタッフは貴重な経験をしました。
・参加型がとても良い。 ・手作りは大変だがたくさん参加者があって報われた。子供達はよく話を聞いてくれた、お母さんもよく話を聞いてくれた。 ・殆どの方がダムを知らないと実感。 ・水力発電模型を作りたいという方がいた。 ・「授業」にしたいと熱心に聞く先生がいた。 ・「きつい」でも「楽しかった」 ・ダムの害や魚の遡上に固執する人もいた。
◆ お礼
展示会や準備などでCMED会、建設コンサルタンツ協会、ダムセンター、東京電力(株)から延べ100人近い協力を頂いた。資金面でもダム工学会、CMED会、河川整備基金の支援を得るなど、多くの方々の協力で「ダムなんでも相談室」を成功させることが出来た。 おかげさまで、幾度かの綱渡りも超えることが出来た。
心からお礼を申し上げます。
「ダムなんでも相談室」には、ダム広報の大切な要素がたくさんある。機会を作って、みなさまもより良い「ダム広報」にチャレンジしませんか?
愛する市民のため日本のために、話せるダム技術者がもっともっと必要です。
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