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■ダムを活かした地域振興

 野村ダムは、全国で最初に「水特法」の指定を受け、公園・緑地等の環境整備が一体的に進められたダムであり、町の中心部からわずか2kmの地点にあることから、町では、ダム周辺を「水と緑に親しめる町民の憩いの場」と位置づけ、観光・公園施設の整備に努めてきた。合わせて、「のむらダムまつり・朝霧湖一周マラソン大会」、「納涼花火大会」等のイベントも順次開催し、四季を通じて多くの町民や観光客が訪れている。最近では、受益地である三崎町の人たちが桜の木を植えてくれたなど、上・下流域の相互の交流や、森を大切にする気持ちも生まれている。

野村ダムと野村町中心部
 「農」と「自然環境」をベースに、多様な地域資源を有効に活用し、それを町民がまず楽しく利用し、そして観光客にも楽しんでもらう、そのような方向で、真に豊かで活力ある町づくりのため、ダムとその周辺の有効利用を図っている。その結果、四季を通じ多くの町民や観光客が訪れており、ダム周辺への観光客入込み数は、年間約 65,000人(H13年度推計)に上る。


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