◇これまでの地域づくりとこれからの地域づくり
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《これまでの地域づくり・・・外来型開発》
これまでの地域づくりは、「外来型開発」とも呼ぶべきものである。地域外から工業などを誘致することによって、地域の発展を図ろうとする考え方である。
このような考え方に沿って、日本各地で工業団地の開発などが行われてきたが、「理念と現実の食い違い」も生じることになり、公害の発生、先行的産業基盤の整備による財政危機、地域産業との連携の欠如といった弊害も顕在化した。 地域格差の拡大、過密過疎の進行といった問題は、これによって解決されたわけではなく、新しい開発方式が模索された。「一村一品運動」や各地で地域産業おこしの試みが行われることにもなった。
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