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◇ダムの撤去

《撤去ダムの多くは堤高15m以下》 
 米国の民間団体(アメリカンリバーズ等)の調査によると、米国では既に467のダムが撤去されているといわれている。撤去された施設のうち9割以上は高さ15m未満であり、日本では通常ダムとは呼ばず堰と呼んでいるものである。

《1940年以前のダムが8割》

 撤去された施設の設置目的は、発電、レクリエーション、鉱山用、灌漑などが多く、また、竣工年が判明している66施設についてみると、1940年より前に設置されたものが8割以上を占めている。
 
《老朽化した小規模取水堰が撤去ダムの中心だが、結果として環境改善にも寄与》

 これまでに撤去された施設は、その大半が小規模な取水堰であり、既に使用不能な施設や老朽化等により安全面で問題のある施設、維持修繕費がかかりすぎ経済的に成り立たないといった施設である。

 このような施設が撤去されれば、サケ等魚類の遡上環境や生息環境が改善されることにもなる。


《撤去するときは代替措置を実施》

 灌漑用水や水道用水などのため現に使用されている施設(発電用施設を除く)については、取水用ポンプの設置や他ダムに水源を依存するなどの代替措置が講じられている。



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