全項目表
 
ダム番号:2439
 
犬鳴ダム [福岡県](いぬなき)



ダム写真

(撮影:KIYOTAKA)
102924 KIYOTAKA
102899 KIYOTAKA
035708 灰エース
035707 灰エース
  →フォト・アーカイブス [ 提供者順 / 登録日順 ]
どんなダム
 
「犬鳴」の由来
___ 近くに犬鳴山、犬鳴峠などがあるが、地名「犬鳴」の由来。昔々、ある猟師が犬と一緒に山に猟に入ると、犬がわんわんと吠えるので、猟師は鳴声がうるさいと犬を撃ち殺してしまった。ふと顔を上げるとそこには1丈5、6尺(約5メートル)もある大蛇がいた。犬は危険を知らせてくれていた。後悔した猟師は、鉄砲を捨てお坊さんとなり、山に犬の塔を立てて供養したという。
ダム湖は「司書の湖」
___
ダム湖は、江戸時代後期、筑前福岡藩の家老職だった加藤司書の功績をたたえて、「司書の湖」と呼ばれる。加藤司書は中国地方の製鉄技術を学び、犬鳴字金山に鉄山を開いた。また犬鳴御別館(山城)をつくり戦火から藩主をかくまう準備もした。現在も、大手門、、石垣などが残っている。
[写真](撮影:ふかちゃん)
このごろ ダムをうたう(24) -風薫るダム-
左岸所在 福岡県宮若市犬鳴字二番野72−2  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯33度41分16秒,東経130度33分34秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  猪野(4km)  古賀(5km)  力丸(6km)  久原副(6km)  久原(6km)  鳴淵(7km)  釜底溜池(8km)  長谷(9km)  久末(9km)  笠城(9km)

河川 遠賀川水系犬鳴川
目的/型式 FNWI/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 76.5m/230m/230千m3
流域面積/湛水面積 6.1km2 ( 全て直接流域 ) /23ha
総貯水容量/有効貯水容量 5000千m3/4850千m3
ダム事業者 福岡県
本体施工者 清水建設・住友建設・為広建設
着手/竣工 1970/1994
ダム湖名 司書の湖 (ししょのうみ)
ランダム情報 【ダム工事年表】仮排水路(1989.1〜1989.10) 本体掘削(1988.10〜1989.9) 本体打設/盛土(1989.10〜1992.12)
【ダムカード配布情報】2021.8.1現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○力丸・犬鳴ダム管理出張所(力丸ダム) 9:00〜17:00(平日は左記配布場所にて配布しています。土・日・祝日は各ダム管理出張所に備え付けの申込用紙に記載してある、申込方法にしたがってお申込み下さい)※配布には、ダムへ行った証明(写真・申込用紙等)が必要となります
ダムカード画像コレクション
犬鳴ダム Ver.1.0 (2015.3)
[協力:ジムニストと西港のダム好き]
リンク Dam's room・犬鳴ダム
ダム好きさん【犬鳴ダム】
福岡県が管理するダムの紹介(福岡県)
参考資料
■犬鳴ダムの補償対策とその経緯 福岡県犬鳴ダム建設事務所所長 金丸國信
【第36回水源地問題実務講習会(H01.03.15)】
■犬鳴ダムの補償対策とその経緯:金丸國信
【ダム日本 No.535(H1.5)】
■犬鳴ダムの施工について −コンクリートダムの効率化施工− 福岡県犬鳴ダム建設事務所技術主任 江 口 友 弘
【第30回ダム施工技術講習会(H03.11.21)】
■犬鳴ダムの施工について −コンクリートダムの効率化施工−:江口友弘
【ダム日本 No.571(H4.5)】
■犬鳴ダムの施工について /北島祥光
【ダム日本 No.582(H5.4)】
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】左岸所在地[鞍手郡若宮町大字犬鳴→宮若市犬鳴] 河川名[犬鳴川→泉河内川]
【07当初→07最終】河川名[泉河内川→犬鳴川]
【08最終→09当初】堤高[76.5→76]
【09当初→09最終】堤高[76→76.5]
【12最終→13当初】左岸所在地[宮若市犬鳴→宮若市犬鳴字二番野72−2] 本体施工者[清水・住友・為広建設→清水建設・住友建設・為広建設]
→ ダム便覧の説明
ご意見、ご感想、情報提供などがございましたら、 までお願いします。
ダム便覧内の写真、文章、データなど全ての内容の無断転載を禁じます。