全項目表
 
ダム番号:3284
 
千五沢ダム(再) [福島県](せんござわ)

 → 千五沢ダム(元)
11/09
ダム写真
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どんなダム
 
空容量を治水容量に振り替え
___ 昭和50年完成のかんがい用のダムについて、空容量を治水容量に振り替え、洪水調節とかんがい用水の補給を目的とした多目的ダムとする。
このごろ 千五沢ダムのラビリンス
続・千五沢ダムのラビリンス
左岸所在 福島県石川郡石川町大字湯郷渡  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯37度11分18秒,東経140度29分06秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  千五沢(元)(0km)

河川 阿武隈川水系北須川
目的/型式 FNA/アース
堤高/堤頂長/堤体積 43m/176.5m/347千m3
流域面積/湛水面積 111km2 ( 全て直接流域 ) /88ha
総貯水容量/有効貯水容量 13000千m3/10800千m3
ダム事業者 福島県
本体施工者 清水建設・青木あすなろ建設
着手/竣工 1995/2021
ダム湖名 母畑湖 (ぼばたこ)
ランダム情報 【ダム工事年表】本体掘削(2017.10〜2018.1) 本体打設/盛土(2017.12〜)
【ダムカード配布情報】H30.4.1現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○千五沢ダム管理所 9:00〜17:00(土・日・祝日・年末年始は配布しておりません)
ダムカード画像コレクション
千五沢ダム Ver.1.0 (2014.10)
[協力:安部塁]
千五沢ダム(再開発工事中) Ver.1.0 (2015.10)
リンク 千五沢ダム再開発事業(福島県県中建設事務所)
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】堤体積[347→538] 有効貯水容量[11600→10800]
【06最終→07当初】型式[R→E] 目的[FA→FNA]
【08最終→09当初】ダム名[千五沢(再)*→千五沢(再)] 着手[1995→1989] 竣工[2014→2011]
【09最終→10当初】着手[1989→1995] 竣工[2011→2020] 堤体積[538→347]
【12最終→13当初】左岸所在地[石川郡石川町母畑千五沢→石川郡石川町大字湯郷渡] 竣工[2020→2021]
【15最終→16当初】本体施工者[→清水・青木あすなろ]
【16最終→17当初】本体施工者[清水・青木あすなろ→清水建設・青木あすなろ建設]

■ このごろ (抄) → このごろ目次
千五沢ダムのラビリンス

 
 ロックフィルダムの堤体下流面に芝生などが貼られアースフィルダムのような外観を呈しているダム(只見ダム、三保ダムなど)は、特に珍しいものではありません。千五沢ダム(福島県)もまた、その例の一つであると固く信じて来ました。


千五沢ダム(撮影:ばっきぃ)

 ところが千五沢ダムは、ロックフィルダムではありません。このブログの管理者が強調されている通り、正真正銘のアースダムでした。千五沢ダムがアースらしく見えないのは、ブログの内容にもある通り、巨大なクレストゲートが目立つからです。しかし残念なことに、この中部電力顔負けの真紅のラジアルゲートも、行く行くは撤去される運命にあるようです。


千五沢ダムのクレストゲート(撮影:ばっきぃ)


==== ( 中 略 ) ====


2.これからの千五沢ダム

 千五沢ダムは、再開発によってクレストゲートは撤去されるものの、新たにラビリンス型の洪水吐が採用されることになりました。このラビリンスは放物線状に配置され、国内では他に例のないような特徴的なものになります。


千五沢ダムの再開発予想図(千五沢ダムパンフレットより)

 ラビリンスの上流部(貯水池側先端部)が鋭角でないのは、この部分に常用洪水吐が併設されるからです。


洪水調節のイメージ図(千五沢ダムパンフレットより)

 かつての管理所は廃止・解体され、その跡地が削られてラビリンスが新設されます。すでに、管理業務は新しい管理所で行われていました。


旧管理所(撮影:柳二郎)


新しい千五沢ダム管理事務所

 再開発工事は、既得水利権に配慮して非かんがい期(10月〜3月)を中心に行われます。そのため、最終的には平成33年度の完成(かんがい期は休工)を予定しています。
 ・・・→ 全文はこちら
(2014.9.24、安部塁)


■ このごろ (抄) → このごろ目次
続・千五沢ダムのラビリンス

 
 これにより平成33年度末までに、クレストゲートが撤去されラビリンス型の越流頂を持つアースダムへと生まれ変わる予定です。


千五沢ダム再開発事業説明板


全体工程表(再開発事業説明板より)

 全体工程表で確認すると、現時点では重力式ダムの工事が行われていることがわかります。このダムの再開発では、アースフィル堤体はそのまま温存して放流設備のみを大幅に改良することになっているはずです。それでは「重力式ダムの工事」とは、いったい何を意味するのでしょうか?


アースフィル堤体

 図面で確認すると、水位低下設備が設置される右岸部が重力式コンクリートダムとして建設されるようです。


平面図(再開発事業説明板より)


航空写真(再開発事業説明板より)

 重力式ダム部の堤高は、20mとなるそうです。この結果、新しい千五沢ダムはラビリンス型の洪水吐きを挟んで左岸側がアースダム、右岸側が重力式コンクリートダムという非常に珍しい複合ダムへと変貌することになります。


重力式コンクリートダムとなる右岸部
 ・・・→ 全文はこちら
(2016.6.1、ダムマイスター 01-024 安部塁)

→ ダム便覧の説明
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