5/22(日)に、八ッ場ダムの工事現場や旧国道145号などを歩くイベント「春爛漫やんばウォーク」に参加してきました。去年も開催されましたが、私は初の参加です。
私の狙いは、工事現場、今しか撮れない景色、旧吾妻線の線路・橋梁を撮ること。狙い通りだったかは以下が答えになると思います。
当日は朝8:30から受付。梅雨前の強い日差しでした。水分を十分に持って列に並びます。独特な準備運動や注意事項が周知された後、いよいよ出発です。
並んだ列ごとに行動しますということでしたが、最初だけでした。自由に写真を撮れました。
工事現場に入りすぐに見えてきたのが左岸工事現場とベルトコンベアです。いつの間にか立派な施設ができていました。
現場に降りると整然と並んだキャタピラー社のダンプが出迎えてくれました。
こちらは以前撮影したものですが、掘削工事で出たズリを運んでいました。
ダム本体工事現場へ向かいます。写真を撮っているうちに最後尾になっていました。。小走りで移動、撮影を繰り返します(汗)。
ベルトコンベアは旧吾妻線の線路の上に設置されている箇所が多いです。ベルトコンベアの総延長は10kmもあるため、線路跡を有効活用しているそうです。
旧第二吾妻川橋梁を通るベルトコンベア。
あたり前ですが本日は発破作業はありません。打設が始まってもしばらくは発破の機会があるようです。
ダム本体工事現場まで来ました。あっという間に掘削工事が終わった印象です。
左岸側
右岸側 次に上流に向かって歩きます。正面は八ッ場大橋です。
ベルトコンベアの途中にある中間サイロ。近くで見ると大きい。
打設時に使い始めるコマツの32トンダンプ(新車)。
日差しが強いため八ッ場大橋の影で休みます。最高水位を示すオレンジの線は遥か上です。スケールの大きさを感じます。
・・・と撮影ばかりしているとまた最後尾に・・・。
ベルトコンベアは旧吾妻線の線路に沿って曲がり、旧第三吾妻川橋梁へ。
ベルトコンベアとは離れ、旧国道145号を歩きます。ここのクランクコーナーは懐かしく感じる方も多いのではないでしょうか。国道のおにぎりマークも残っていました(標識どうするのかなぁ・・・)。
クランクコーナーを過ぎると再びベルトコンベアと並走します。このあたりはなぜか線路上を利用していませんでした。それ故にベルトコンベアに近く、真新しいゴムの匂いを感じました。
旧国道145号は最近注目されている真田街道。この石積みはそこまで古くないと思いますが、歴史を感じます。
旧国道145号をさらに進みます。この区間は既に一般車両通行止めで、工事車両しか通れません。
重ダンプが通れるように、強度の弱い橋は補強してありました。
道の駅開業に伴い閉鎖した「やんば館」 原石山から伸びるベルトコンベアは、ここから旧吾妻線上に上がっていくようです。
ベルトコンベアがかなり近くで見られます。稼働時も見てみたいですね。
工事現場もそろそろ終わりです。不動大橋(湖面2号橋)まで上がります・・・
不動大橋へ上がると、不動の滝を見ることができます。
八ッ場ダム方面(八ッ場大橋方面)を見ると、だいぶ歩いたことがわかります。
不動大橋から下を見ると、旧吾妻線上のベルトコンベアや歩いてきた旧国道145号が見えます。
道の駅で小休止し、折り返して再び不動大橋を渡り、川原湯温泉トンネルを通ればゴールまで間もなくです。
ゴール!
ゴール後、この日限定の八ッ場ダムカードがもらえました!
この日のGPSログです。歩いた距離は10kmちょっと。標高差は130mくらいありました。
この日見た景色はもう二度と見られないでしょう。工事が進めば景色は変わります。しかし同時に次はどんな景色が見られだろう?とワクワクします。次回のやんばウォーク、また参加したいです。
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