丸山ダム建設60周年記念シンポジウムが12月3日(土)、丸山ダムのある岐阜県加茂郡八百津町の八百津ファミリーセンターにて開催されました。
シンポジウムに合わせて丸山ダムの見学会も実施、人気のため早々に満席となったそうです。
シンポジウムでは、ダムマイスターの佳氏、神馬シン氏の講演もあり、この講演を聞こうと地元の方のほか、全国から多くのダム愛好家が駆けつけました。
シンポジウム当日より丸山ダムカレーが発売となり、2種類のダムカレーを楽しむことが出来ます。価格がそのままダムの堤高の値になっているところも面白いです。
しんまる親子カレーは丸山ダムと新丸山ダムを模したボリューム満点のダムカレーです。2人で食べるのを推奨と書かれていましたが、1人で平らげる方もいらっしゃったようです。
会場の外ではダムマイスター佳氏による、丸山ダムの写真の展示がありました。
シンポジウムではまず、丸山ダム管理所 所長の筒井様より開会の挨拶、その後ご来賓の方々からの挨拶と続きます。
八百津町錦津公民館館長 和田様からは木曽川で最も古い旧八百津発電所の資料の収集活動について、丸山ダム管理所所長 筒井様からは丸山ダムの生い立ちや建設時のお話がありました。
そしてお次はいよいよ、ダムマイスター佳氏による「丸山ダムの魅力」のお話です、冒頭の「丸山ダムが特に大好きなダム好きのOL」という自己紹介に始まり、四季折々の丸山ダムが見せる表情を熱心にお話されており、とても丸山ダム愛に満ちあふれたお話でした。
一つのダムをここまで観察しているダム愛好家は他に見たことがなく、佳氏の丸山ダムに対しての想いがとても伝わりました。
次はダムマイスター 神馬シン氏による「ダムツーリズムの楽しさ」のお話です。 各地で行われている変わったダムの見学会、取り組みを紹介しながら、ダムツーリズムを成功させる為の秘訣をわかりやすく解説されておりました。
講演の最後は、新丸山ダム工事事務所 所長の川瀬様より、新丸山ダムのご説明がありました。
講演としては以上ですが、最後に来場の方々へのお楽しみとして、ダムビンゴが開催されました。
急遽会場に来ていた私も含めたダムマイスター数名がかり出され、ダムビンゴをすることになりました。 主に近畿、中部地方のダムと八百津町の観光地がビンゴになってます。引かれたダムについてダムマイスターが説明を挟めるなど、会場の盛り上がりに少しは貢献できたのかなと思います。
シンポジウムは盛況のうちに終了し、来場者の方々も満足して帰られたそうです。 この日は1日中天気が良く、丸山ダムの背後に広がる青空も、丸山ダムの60周年を祝っているようでした。
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