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水質改善への取り組みと、レガッタの復活。

 昭和36年当時の隅田川は、“川というよりドブのようだ”、“メタンガスの泡がポコポコと音をたてて浮かび上かっていた”という状況でした。BOD(川の汚れを示す指標:数字か大きいほど汚れていることを示す)は、35〜40mg/lでした。BOD 10mg/l以上で非常に汚い川と位置づけられますから、当時どれほど汚かったかが容易に想像できます。

 その後、この惨状をなんとか解決しようという声か高まり、官民あげて水質改善への取り組みかはじまりました。工場や家庭からの排水をできる限りきれいにしようという方策と、きれいな水を大量に隅田川に入れて汚れを薄めようというニつの方策です。

 特に後者は、昭和39年に起った東京オリンピック渇水への対策とも併せて緊急に行われました。その結果、昭和50年代に人ると水質はBODも4〜5mg/l台と大幅に改善し、ついに昭和53年には、早慶レガッタが復活しました。これを機に、昭和56年から「ウォーターフェア隅田川レガッタ」もはじまったのです。



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