[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]


2.長野県の河川

 長野県の河川は8水系から成る。長野、埼玉、山梨県を境とする甲武信岳(標高2483m)に源を発し、槍ヶ岳(標高3180m)を源とする犀川を長野市で併せて北流し新潟県へ流れ下る千曲川(信濃川)、姫川、関川の3河川は日本海へ注ぐ。諏訪湖に源を発し、静岡県へ流れる天竜川、木曽谷を縫って南下する木曽川、矢作川、それに富士川水系の釜無川、利根川水系の馬坂川の5河川は太平洋に注いでいる。この8水系を併せると 738河川、総延長5121.1km、総流域面積 13584km2、流域内人口約 220万人に及ぶ。その8水系の河川延長、流域面積、流域内人口の割合は、ほとんどを千曲川(信濃川)が占めており、長野県では最も重要な河川である。
 なお、年間降水量は、山岳部一帯では2000mm〜3000mmに達するものの、内陸部では1000mm〜1500mmの少雨地域となっている。



[前ページ] [次ページ] [目次に戻る]
[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]