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産業廃棄物低減への取組み
(長沼ダム)

工事の概要



 
 
地中連続壁の溝壁防護工事で産業廃棄物を低減

長沼の水門基礎は、地中連続壁基礎工法を採用し、次の工程で工事を進めています。

上記工程の溝壁防護工で、次のように産業廃棄物の低減に取り組んでいます。

@溝壁防護工を『ECW工法(建設汚泥低減型柱列式ソイルセメント地中連続壁工法)』により施工し、排出汚泥の削減を図っています。


A溝壁防護工から発生した汚泥は、当初最終処分場まで運搬し埋め立て処分とする計画でしたが、現場内に中間処理施設を設置して、盛土に流用可能な処理土に改良することとしました。処理方法は固化材(セメント系と高吸水材)を汚泥に添加し、造粒固化させるもので、3〜5分でその処理を行うことができます。
 そのシステム名は『オデッサシステム』といい、処理土はユニソイルとして市場に有価物として搬出することが可能となります。


 
※これは、小規模ダム工事総括管理技術者会「小規模ダム施工技術情報 第1号 平成17年3月3日」を元に作成しました。
[関連ダム]  長沼ダム
(2006年4月作成)
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