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■円形自動型枠の開発
 小里川ダムでは、景観設計の結果、堤体下流面の中央に、4本の円筒形のピアを設ける案が採用された。この施工に、従来の例により円形型枠として鋼製のスライドフォームを使用した場合、ピアの半径が4.5mと大型であるために、約9tもの重量となってクレーン作業が困難となる。また、木製型枠によった場合、作業日数が増してしまう。
 そこで、型枠作業の迅速性・安全性・施工精度の向上を目指して、昇降装置付きの円形自動型枠が開発された。

型枠概要

スライド手順

型枠は昇降装置が付いていて、自動により上方へスライドする。
効果


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