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■移動式堤趾導流壁型枠の開発

 小里川ダムは、洪水が自由に越流し、下流に堤趾導流壁を設けて洪水を下流に導く方式を採用している。堤趾導流壁は波返し形状となっている。波返し部のコンクリート打設のための型枠について、従来工法で施工した場合、大規模な足場が必要となるなどの問題があり、省力化・効率化に配慮して、移動式型枠を開発した。
 


施工状況


効果
 移動式型枠は、左右岸で2基使用。
 従来工法に比べて6%のコストダウン、施工延べ人員は49%の省力化になったと報告されている。


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