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森と湖に親しむつどい2006での強烈なインパクト

毎年7月の21日から31日までの10日間全国各地のダムで開催される『森と湖に親しむ旬間』は普段、地味に仕事をしているダムの晴れ舞台です。

各地の国土交通省、水資源機構、都道府県のダムでダムとダム湖を会場に様々なイベントが催される期間です。

普段見学ができないダムの監査廊に入ることができたり、ダム湖を巡視艇でクルージングできたり、ダムによってイベントは様々ですが、

早い話が「ダムで夏祭」です。


また、森と湖に親しむ旬間において、毎年、国土交通省の直轄か水資源機構のダムから全国大会を行うダムが一基選出されます。
この全国大会イベントを「森と湖に親しむつどい」といいます。
国土交通省の各地方整備局の持ち回りで毎年開催されるダムが変わります。

2005年の森と湖に親しむ旬間中に、翌年、2006年の情報が入ってきました。
2006年は中部地方整備局の担当で静岡県の長島ダムが全国大会の会場に決定したとの事でした。

長島ダムは最新型の直轄堤体です。

すでに2005年から楽しみで仕方がなかった全国大会です。

2006年森と湖に親しむつどい 奥大井接岨湖フェスティバルの会場 長島ダムです。


これほど完璧なデザインのダムはもう日本で造られないのではと言われたトータルデザイン。
堤体のカッコよさもさることながら、
ダムの天端レベルから下流側に広がる整備された公園、
ダム湖周囲の道路と公園整備、
大井川鉄道南アルプスあぷとラインの長島ダム駅がダムのすぐ横にあり、大井川の上流にあるにもかかわらず鉄道でアクセスできるという素晴らしさです。

このスペース全部を使ってダムの夏祭・森と湖に親しむつどいが開催されたのです。


森と湖に親しむつどいは毎年10000人以上の集客があるという大変大きなイベントです。
コンサート会場のような立派なテントやゲートが立ちました。


どこのダムでもこうはできないという事を見せつける長島ダムの公園スペース。
広い芝生広場から堤体も見えている最高の場所。
本当に堤体のすぐ近くで堤体を中心にお祭りが行われるのです。


そしてあまりの感動に涙が出そうになったのがこの天端のテント群でした。

ダムの天端が
ダムの天端がっ
ショッピングモールになってる―!!

ここ、ダムの天端だよ!?
ダムの上にお店が出てるよ
幟がはためいてるよ
え、焼きそば? ヤマメの塩焼き?
美味しいものたくさん売ってるよ
縁日みたいだよ

ダムでお祭り

これが本当のダムでお祭りの風景だ!!

長島ダムの広い天端はテントで半分が埋まっても通行に支障のない幅がありました。
また、ゲートの上にバルコニースペースが整備されている為に天端でゆっくりすることもできました。


中部電力のブースです。
たくさんの資料と写真とお子様向け工作スペース。
大人気でした。

森と湖に親しむつどいってすごい!!
全国大会って本当に凄いんだ!!
本当にダムでお祭りなんだ!!

あまりの素晴らしさに感動したこの長島ダムの全国大会。

これが夢の始まりでした。


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