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ダムカードで森湖が一気に盛り上がり

2007年の 森と湖に親しむつどい 全国大会は山形県の寒河江ダムでした。
しかし日程もお休みも合わず、何より距離が遠すぎていくことができませんでした。

7月に入ってから頭の中は“森湖”の事でいっぱいです。

早く国土交通省が発表する森と湖に親しむ旬間情報が欲しいと騒いでいるとDamMapsの作者である『ダム日和』のtakane様が
「多分今年は7/6。例年、七夕くらいに発表ですから」
と、教えてくださいました。
そして仰るとおり、国土交通省のHPで7月6日に発表がありました。

この発表で各ダムで催されるイベント内容と日時を確認し、毎年、狙いを定めてこの期間ならではというダム見学に出かけるのです。

普段見られない場所も見学ができるようになっていることが多いので、このチェックは外せません。

そして2007年は 森と湖に親しむ旬間に合わせて今までにない試みがなされた年でした。

それはダムカードの配布です。


国土交通省の直轄ダムと水資源機構の一部のダムで始まったこの事業。

ダムカードを入手するためには必ずそのダムに行かなくてはならない郵送などは一切受け付けない
職員や関係者といえど例外なし
(国土交通省は本気だ!!)

このマニア向けの配付方法にもくらくら来てしまいました。
もうダムに行くしかないでしょう!!

という事で2007年は7月の初めからもう頭の中が大変な事になっていました。

2008年の全国大会が九頭竜&真名川に決定したとのニュース

森と湖に親しむつどいで寒河江ダムにはいけないけれど、この期間ならではという見学をしているダムをとわくわく予定を立てていた時に、またまた『ダム日和』のtakane様の日記で凄いニュースを知りました。

大野で来年7月開催 全国森と湖に親しむつどい 7月11日午前10時55分(福井新聞web)

 来年の「全国森と湖に親しむつどい」が大野市の九頭竜ダムを中心に開かれることが決まった。

 同旬間は毎年7月21日から31日までで、森や湖に接する機会を国民に提供し、心身をリフレッシュしてもらおうとの趣旨。
「つどい」は旬間の核となる催しで、ここ10年間の開催地にはいずれも、2日間の会期中に1万5000―2万人の来場があったという。

 開催地は国交省の地方整備局単位の持ち回りで決まっている。
 大野市は和泉村と合併したことにより、1自治体で堤高が15メートル以上のダムを8つ持つことになった。
 近畿地方整備局管内では最多で、全国的にも極めてまれなことから開催地に選ばれた。

 開催日は来年7月26、27の2日間。
 メーン会場が九頭竜ダム、サブ会場が真名川ダム周辺で、シンポジウムやダム遊覧船、カヌー体験など多くの催しが想定されている。

 現地実行委は県、国交省、林野庁をはじめ、大野、勝山市など九頭竜川流域の6市町、北陸電力など12機関で構成。
 行事の内容などを詰め、11月には正式決定する計画。  (記事の一部を抜粋)


この記事を目にしたとき、自分の血圧が上がったのか下がったのか
とにかく頭がくらくらしたのを覚えています。

九頭竜ダムで
真名川ダムで
全国大会が開催…!?

ホントに

あ、あの奥越電源開発の王者とパーフェクト真名川(※2004年の福井水害時における真名川ダムの洪水調節)

森と湖に親しむつどいが開催されるっ!


2005年5月にDamsiteの萩原様が企画した奥利根ダムツアーは、藤原ダム(重力式) 奈良俣ダム(ロックフィル) 矢木沢ダム(アーチ)の三種類の型式のダムを一日で堪能するという素晴らしいツアーでした。

その時に自分の頭にあったのは、関東ではここ、群馬が(ダムの)聖地と呼ばれるのも納得できる。
では関西だったらどこになるのかということでした。

(関西というか北陸というか中部というか微妙だけど)
ここ、群馬の聖地に匹敵するダムを持っているのは福井県しかない。
関西でダムツアーを企画するなら絶対、福井のこのエリアだと思っていました。

九頭竜ダム(ロックフィル)
真名川ダムと雲川ダム(アーチ)
鷲ダムと石徹白ダム(重力式アーチ)
笹生川ダムと仏原ダムと山原ダム(重力式)

これだけの型式のダムが揃っているのは極めて珍しいです。

群馬のように全国のダムが好きな人に聖地と呼ばれるようになってほしい。
福井のダムの凄さを全国のダムが好きな人に知ってほしい。

そう願っていた場所に全国大会が来ることになったのです。


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