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■現場内再利用(Recycle)

 工事で発生する伐採材・伐根材は、破砕・チップ化し、肥料として近隣果樹園等に利用する。
 堤体掘削や堤体コンクリート打設時等に発生するダムサイト濁水は、沈砂池や濁水処理設備で土砂やSS分を分離し、PHや濁度等を河川放流基準値以内に調整した後、山田川へ放流する。この段階で発生する汚泥についても固化剤を添加混合して改良し、造成用の盛土材に再利用する。
 現場食堂等から発生する生ゴミは、全てコンポスト堆肥化処理の後、現場内に開拓した菜園に肥料として利用する。平成15年10月には、この肥料を利用したサツマイモを地元文化祭に提供し、好評を得た。

(濁水処理と汚泥の固化処理)


濁水処理設備(処理能力100m3/h)

汚泥の固化処理設備
固化処理土の利用(敷き均し状況)

固化処理土の利用(転圧状況)
(生ゴミの利用)

コンポスト(後方の緑色)で肥料作成

菜園に利用

作成肥料を利用して作ったサツマイモを地元文化祭に提供


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