Tweet
[戻る]
[ダム便覧]
[Home]
[スマホ用]
全項目表
ダム番号:1464
布引五本松ダム(元)
[兵庫県](ぬのびきごほんまつ)
[別名]五本松ダム(元)(ごほんまつ) 布引ダム(元)(ぬのびき)
→
布引五本松ダム(再)
ダム写真
→フォト・アーカイブス [
提供者順
/
登録日順
]
どんなダム
日本最古のコンクリートダム
___
水道専用ダムとして明治33年に完成。日本最古の
コンクリートダム
。粗石
コンクリート
を使用している。阪神・淡路大震災にも耐え現在も神戸市の水源として使用されている。英国人ウィリアム・バルトンの指導、大阪市から招へいされた技師・佐野藤次郎の設計。「布引ダム」、「五本松ダム」とも呼ばれる。
[写真]
建設当時の写真(出典:土木学会付属土木図書館「土木貴重写真コレクション」)
優れた景観の登録有形文化財
___
堤体の石垣模様が巨大な城壁を思わせる。型枠に用いた切石をそのままに残したためという。堤体上部にはテンテル(歯飾り)が付されており、ヨーロッパの古典様式の影響という。周囲の緑と調和し、優れた景観を現出。平成10年に文化庁より登録有形文化財の指定を受けた。優れた土木遺産。
ハイキングコース
___
付近に布引の滝。新神戸駅からダムを経て摩耶山・六甲山に至るハイキングコースになっており四季を通じて訪れる市民が多い。
堤体改修工事を実施
___
神戸市民に飲み水を供給してきたが、阪神大震災の影響で一部で漏水するようになったなどのため、01年度から堤体の耐震補強と、堆積した土砂の浚渫工事が進められている。堤体上流部の
コンクリート
補強は天然の石材を貼り付け、既存の堤体との調和を図る。05年3月完成定。
ダム湖は「布引貯水池」
___
ダム下流に布引の滝があるため。
テーマページ
「理の塔、技の塔」 〜私説・戦後日本ダム建設の理論と実践〜 (2) 築土構木―ダム建設・前史(その2)―
ダムの書誌あれこれ(18) 〜兵庫県のダム(布引五本松・引原・安富・安室・長谷・ 生野・青野・三宝・大路・大日・牛内・成相・北富士)〜
ダム温故知新 《第9回》 布引五本松ダムを訪ねて
このごろ
石工が造ったダム〜メイソンリーダムと粗石コンクリートダム
左岸所在
兵庫県神戸市中央区葺合町山郡
[Yahoo地図]
[DamMaps]
[お好みダムサーチ]
位置
北緯34度42分40秒,東経135度11分25秒
(→
位置データの変遷
)
[近くのダム]
布引五本松(再)
(0km)
天王
(3km)
石井
(4km)
立ヶ畑
(4km)
河川
生田川水系生田川
目的/型式
W/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積
33.3m/110.3m/22千m
3
流域面積/湛水面積
10.7km
2
( 全て直接流域 ) /4ha
総貯水容量/有効貯水容量
417千m
3
/417千m
3
ダム事業者
神戸市
本体施工者
ダム事業者直営
着手/竣工
1897/1900
ダム湖名
布引貯水池 (ぬのびきちょすいち)
内部リンク
ダムギャラリー・第1展示室
リンク
big−time ダム百景 布引ダム
THE SIDE WAY・布引五本松ダム
雀の社会科見学帖・2016 布引五本松ダム 見学 その1
雀の社会科見学帖・五本松ダム見学 その1
布引ダムの話[その1] −百年前のニッポンと技術者たち−(社団法人日本土木工業協会)
布引五本松ダム(社団法人日本土木工業協会)
文化遺産オンライン・布引水源地水道施設 五本松堰堤(文化遺産オンライン)
弥生の森の散歩径・布引堰堤
参考資料
■[第20回ダム建設功績者賞・特別賞] 記念論文 建設から一世紀を経た布引(五本松)ダム/五十畑 弘 記念写真 今、布引ダムは
【ダム日本 No.673(H12.11)】
諸元等データの変遷
【05最終→06当初】
湛水面積[→4.8]
【06最終→07当初】
河川名[生田川→真見川] 湛水面積[4.8→4]
【07当初→07最終】
河川名[真見川→生田川]
【08最終→09当初】
堤高[33.3→33]
【09当初→09最終】
堤高[33→33.3]
【12最終→13当初】
本体施工者[神戸市直営→ダム事業者直営]
→
ダム便覧の説明
ご意見、ご感想、情報提供などがございましたら、 までお願いします。
ダム便覧内の写真、文章、データなど全ての内容の無断転載を禁じます。
[戻る]
[ダム便覧]
[Home]