全項目表
 
ダム番号:2434
 
筑後大堰 [福岡県](ちくごおおぜき)
 [旧名]筑後川合口堰(ちくごがわごうぐちぜき)

15/03
ダム写真

(撮影:だい)
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テーマページ ダムの書誌あれこれ(102) 〜筑後川・筑後大堰〜
ダムの書誌あれこれ(13) 〜筑後川水系の水資源開発ダム(江川・寺内・筑後大堰・山口調整池)〜
筑後川の珍魚「エツ」
このごろ ダムをうたう(30) -水を巧みに捌く-
左岸所在 福岡県久留米市安武町大字武島  [右岸:佐賀県] [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯33度18分17秒,東経130度28分41秒   (→位置データの変遷
河川 筑後川水系筑後川
目的/型式 FNAW/堰
堤高/堤頂長/堤体積 6.4m/501.6m/千m3
流域面積/湛水面積 2315km2 ( 全て直接流域 ) /136ha
総貯水容量/有効貯水容量 5500千m3/930千m3
ダム事業者 水資源開発公団一工
本体施工者 大成建設・鹿島建設
着手/竣工 1974/1984
ランダム情報 【ダムカード配布情報】H28.10.1現在 (国交省資料より作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○筑後大堰管理室 8:30〜17:00(土・日・祝日含む)管理所玄関のインターホンを押してください。休日は、巡視等で不在の場合があります。
ダムカード画像コレクション
筑後大堰 Ver.1.0 (2015.07)
リンク ウィキペディア・筑後大堰
水資源開発公団筑後大堰管理所(水資源機構筑後川開発局筑後大堰管理所)
第8回 筑後大堰
福岡導水施設(福岡地区水道企業団)
関連書籍 ■水資源開発公団筑後大堰建設所 『筑後大堰写真集』 水資源開発公団筑後大堰建設所 1985
■水資源開発公団筑後大堰建設所 『筑後大堰工事誌』 水資源開発公団筑後大堰建設所 1985
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】左岸所在地[久留米市安武町大字武島字小島→久留米市安武町大字武島] 河川名[筑後川→梶原川]
【07当初→07最終】河川名[梶原川→筑後川]
【08最終→09当初】堤高[13.8→14]
【09当初→09最終】堤高[14→13.8]
【10最終→11当初】堤高[13.8→6.4]
【11最終→12当初】目的[FNW→FNAW]

■ このごろ → このごろ目次
ダムをうたう(30) -水を巧みに捌く-

 
  田水沸く筑後大堰雲の峰  種田 恵月
  筑紫次郎捌く大堰秋近し  堤 三津子

 二句とも、筑後川下流用水事業施設見学俳句大会実行委員会編・発行『句集 筑後・佐賀揚水機場』(平成9年)に掲載されている。平成9年8月3日水資源開発公団筑後川用水建設所が筑後大堰や筑後川下流用水施設の見学会を行い、俳句会を開催した。お二人は、福岡県大牟田市の俳句誌『さわらび』に所属する。

 種田氏はこの句について、「車を下りて大地に立った途端一望の筑後平野の青田の景に、久し振りに緑の大地と云ふものを感じました。水資源など余り関心のなかったが、この筑後大堰や導水路を見ながら、青田の生育の良さがはっきりうなずけた」、と自解する。
 一方、堤氏は、「筑紫次郎の悠久の流れを巧みに捌き、筑前、筑後、佐賀へ分かち合い揚水場、取水口、分水工、クリークを通じて人間のいとなみを潤してくれる筑後大堰、その美しい自然の空と水の流れにいつしか秋の光が満ちて来てをります。」と語る。


 筑後大堰は、水資源開発公団(現・水資源機構)によって、昭和60年3月筑後川河口から上流23km地点(右岸佐賀県三養基郡みやき町大字江口、左岸福岡県久留米市安武町大字竹島)に完成した。堰の型式は可動堰、堤高6.4m、総延長501m、5門の主ゲートのほか閘門1門(舟通し)と魚道2ヶ所を設置。総貯水容量550万m3、有効貯水容量93万m3である。

 筑後大堰の設置により、河道の洪水疎通能力の増大と河床の安定、筑後川下流部の塩害の防除、既得灌漑用水の取水安定を図っている。利水として、筑後川上流の寺内ダム、江川ダムなどで開発された水を上水道として、福岡都市圏、佐賀市及び鳥栖市、久留米市、柳川市などに供給し、さらに、筑後川独特のアオ取水を合理化して、この大堰の貯水区域内から灌漑用水の取水を行っている。掲載句のように筑後大堰は、まさに水を巧みに捌くカナメである。

(H24.6.18、古賀邦雄)

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