全項目表
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ダム番号:2965
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大保ダム [沖縄県](たいほ)
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ダム写真
完成予想写真
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204477 だい
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204476 だい
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158246 kuwa
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158244 kuwa
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どんなダム
折れ曲がる |
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ダム軸が折れ曲がっている。当初は直線で計画されたが、河床部基礎に断裂系劣化帯が存在することが判明、それを避けるため、ダム軸を折り曲げる案を検討した結果、地形地質条件への対応、経済性等の観点からこれが採用された。
[写真]工事中(撮影:安河内孝)
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CSGを活用 |
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大保ダムでは、脇ダムの沢処理工、上流仮締切堤など4箇所でCSG構造物を建設。このうち、脇ダムの沢処理工は構造が台形CSGダム。平成15年9月にCSG打設開始。正式なダムとは異なるが、構造的には初の台形CSGダム。
[写真]完成した脇ダム沢処理工
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特別天然記念物ノグチゲラを保全 |
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「ノグチゲラ」はキツツキ科の希種。国の特別天然記念物で、国と県から絶滅危惧種に指定されている。北部ダム事務所は北部地域の森林に平成元年からノグチゲラの生息地に人工営巣木を設置してきた。大保ダム流域は沖縄本島のノグチゲラ分布域の南限とされる。大保ダムでは保全対策要綱を策定して、ノグチゲラ保全対策を進める。平成10年4〜5月には、平成8年に北部地域の森林に設置した人工営巣木で、ノグチゲラの営巣と繁殖が確認された。
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ダム湖は「ぶながや湖」 |
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大保ダムがいつまでも多くの人に親しまれるようにと「ダム湖」と「大保ダム地域防災センター・学習資料館」の愛称を一般から公募。多数の応募作品の中から『ぶながや湖』と『ぶながや館』に決定。「ぶながや」とは「森の妖精」のことで、大宜味村の森や川のみに生息すると言われているそうだ。
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テーマページ |
初の台形CSG・大保脇ダム沢処理工
ダムの書誌あれこれ(110) 〜沖縄県における北部ダム群〜
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左岸所在 |
沖縄県国頭郡大宜味村字田港地先
[Yahoo地図]
[DamMaps]
[お好みダムサーチ]
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位置 |
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河川 |
大保川水系大保川
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目的/型式 |
FNW/重力式コンクリート
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堤高/堤頂長/堤体積 |
77.5m/363.3m/400千m3 |
流域面積/湛水面積 |
13.3km2
(
全て直接流域
)
/89ha |
総貯水容量/有効貯水容量 |
20050千m3/19350千m3 |
ダム事業者 |
沖縄総合事務局開発建設部
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本体施工者 |
大成建設・戸田建設・國場組
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着手/竣工 |
1987/2010
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ダム湖名 |
ぶながや湖
(ぶながやこ)
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ランダム情報 |
【コンクリートダムの工法】拡張レヤ工法 【ダム工事年表】仮排水路(1999.8〜2002.3) 本体掘削(2003.12〜2006.3) 本体打設/盛土(2006.3〜2008.8) 【ダムカード配布情報】2024.8.2現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.1 ○大保ダム管理支所 8:30〜17:15 (土・日・祝日含む)
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ダムカード画像コレクション |
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大保ダム Ver.1.0 (2011.03) [協力:mayuno]
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大保ダム Ver.1.1 (2017.01)
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大保ダム Ver.1.0 (2017.3)
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リンク |
ダムニュース/「第1回大保(たいほ)ダムまつり」開催される(ダム技術センター)
ダムマニア・大保ダム
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参考資料 |
■大保脇ダムの設計と施工の概要/山下武宣 −技術開発と環境対策の取り組み−
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【ダム日本 No.708(H15.10)】
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諸元等データの変遷 |
【08最終→09当初】堤高[77.5→78]
【09当初→09最終】堤高[78→77.5]
【09最終→10当初】堤頂長[363.3→363] 堤体積[410→400]
【11最終→12当初】竣工[→2010] 堤頂長[363→363.3] 湛水面積[103→89]
【12最終→13当初】本体施工者[大成・戸田・國場組→大成建設・戸田建設・國場組]
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