[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]


■ 事業の概要

《過去の災害》

 益田川ダムは、島根県益田市を流下する益田川の中流域に建設されている。
 益田川は、表にあるとおり、過去何回か大災害に見舞われている。ダム計画は、昭和47年の災害を契機に計画され、その後、昭和58年7月の過去最大の豪雨災害によって計画の見直しが行われ、洪水調節容量の増加が必要となった。


 ダムへの最大流入量950m3/sをダムによって570m3/sまでカットし、これを放流する計画になっている。

 《既設笹倉ダムの再開発を併せて実施》 
 増えた洪水調節容量の他に堆砂容量、不特定容量の確保を行うのは、ダム高を上げた場合上流に新たに水没地区が発生するなどのため困難であった。
 そこで、益田川ダムは、
  @洪水調節
のみとし、一方
  A流水の正常な機能の維持
については、上流にある既設農地防災ダムである笹倉ダムを併せて再開発し、こちらで不特定容量を確保することによって、Aの目的は笹倉ダムが果たし、益田川ダムの目的は@のみとなった。さらに、益田川ダムの河床の常用洪水吐きから排砂を行い、堆砂容量を減らした。


 この結果、益田川ダムは治水専用のダムとなり、洪水調節が必要なときのみ貯水すれば良く、平常時は貯水しないダムとなった。


笹倉ダム(既設)

[次ページ] [目次に戻る]
[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]