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<正面から>
ダムと正面に向き合える位置に撮影ポイントがあれば必ず撮影します。ダムの造形美を最もダイレクトに感じる位置です。 ただしダムの正面は基本的には川床になることが多いため、そうそう見られるものではありません。 ロックフィルダムやアースダムでは洪水吐が堤体の端に位置するために比較的正面から撮影しやすいです。 (撮影:静岡県 J−POWER 秋葉ダム)
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<側面から>
大抵のダムは側面から撮影することができます。そのために数をこなすと単調な写真で納得いかないことも多々あります。 上の写真は午後3時ごろ日が傾きかけてきた時に撮影したもので、斜光がダムを凛々しくさせて誇らしいです。 側面からの撮影では光線の位置を見ながら、ダムの美しさを表現できれば言うことはありません。 (撮影:静岡県 J−POWER 佐久間ダム)
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<背面から>
水を溜めているダムは真後ろに水がありますので、遊覧船でもなければ普通は行くことができません。 堤体のほとんどが水に隠れてしまう真後ろから眺めてみると、堤体だけでなく周囲の風景にも自然と目がいきます。 改めて黒部ダムの建設時の労苦が偲ばれるような、荒々しい自然の地形でした。この撮影ポイントも可能な限り押さえておきたいところです。 (撮影:富山県 関西電力 黒部ダム)
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<高い所から>
観光地で展望台でもなければ、なかなかこのポイントからの撮影は望めません。 この種の写真は往々にして絵葉書のような写真になりやすいために、個性的な写真を撮ろうとすると難しいかもしれません。 それでもダムを十分に楽しめる風景が見えるのが展望台ですから、ここの撮影ポイントは押さえておくべきでしょう。 (撮影:富山県 関西電力 黒部ダム)
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<低い所から>
この撮影ポイントもロックフィルダムやアースダムでもなければ、滅多に撮影できる場所ではありません。 急斜面で迫るコンクリートの壁の迫力をうまく写真に収めることは非常に難しいです。撮影の機会が少ないため何枚も撮っておきましょう。 カメラを傾けてみたり、可能ならば広角レンズ(上の写真は35mm判で24mm)で撮影してみると納得の行く写真になるかもしれません。 (撮影:静岡県 J−POWER 佐久間ダム)
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