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■既設笹倉ダム

 既設笹倉ダムは島根県益田市を流下する2級河川益田川の中流、島根県益田市美都町(みとちょう)笹倉(ささくら)地内の支川波田川にある農地防災ダムである。


 既設笹倉ダムは昭和35年度から昭和41年度にかけて建設され、平常時は貯水せず、洪水時に貯水するダムである。
 既設堤体は、堤高36.3m、堤頂長82.8m、堤体積28,000m3の重力式コンクリートダムで、基本形状は、上流面勾配1:0.08、下流面勾配1:0.80であり、河床部にH2.0m×B1.5mの放水口を2門、堤頂部にH3.17m×B6.5mの非常用洪水吐きを2門有している。

既設笹倉ダム(下流面)

既設笹倉ダム(上流面)

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