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■川井堰堤の計画

 灰塚ダムは、広島県三次市の江の川水系上下川(じょうげがわ)に建設された重力式コンクリートダムで、平成13年3月にダム本体工事に着手、平成18年11月に完成式が行われている。灰塚ダム川井堰堤は、灰塚ダムの上流に建設された。


 川井堰堤は、灰塚ダムの関連施設の一つとして、ダムの上流6.5kmの地点、上下川(じょうげがわ)支川田総川(たぶさがわ)に建設された台形CSGダム形式による堤高13.5mの堰堤で、次の3つの目的を持っている。

 @川井堰堤で堰上げられた水面により、灰塚ダムの常時満水位サーチャージ水位の間の土地の荒廃を防止する。

 A田総川の流れを一時的に貯留することにより、懸濁物質の沈降を促進し、灰塚ダムへの流入水質の改善を図る。

 B創出された湖面やその沿岸をレクリェーションの場として利用する。







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