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◇ 2. 茨城県の河川

 茨城県の河川は、一級河川の利根川、那珂川、久慈川の3水系で199河川、延長2 085q、二級河川は大北川など28河川で延長176qで、総延長は2 261qになる。また、茨城県の水系別の流域面積は、利根川水系3 270km2(53%)、那珂川水系1 010km2(17%)、久慈川水系990km2(16%)、二級水系530km2(9%)、その他に太平洋に直接流出する地域が300km2(5%)となっている。

 北部地域の河川は、久慈川、那珂川水系の一級河川と太平洋に直接注ぐ十王川、大北川など二級河川(17水系)からなり、大部分は山間部を流れる比較的急流で美しい自然と清らかな水質とが維持された河川である。
 一方、南西部地域の河川は、霞ヶ浦、小貝川、鬼怒川を含めて全てが利根川水系に属し、広大な田園地帯をゆったりと流下する緩流河川が大半を占めている。

 茨城県の水害をみてみると、昭和10年台風で小貝川、那珂川など氾濫、13年長雨と台風で県土の5分の1が水害、22年キャスリン台風で主要河川氾濫、34年伊勢湾台風で被害、61年台風10号の記録的豪雨で大被害を受けている。




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