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◇ 14. 長崎県におけるダム建設の必要性

 前述のように、長崎県の地形は平地が少ないし、大河川はなく、ほとんどが中小河川である。また、急峻な河川であることから、一旦豪雨ともなれば水害が起こりやすく、逆に少雨傾向が続くと渇水となり水不足が生じる。これらの水害と渇水を繰返してきた長崎県においては、ダム建設は欠かせなかった。

 そのダムの必要性ついては、長崎県河川開発課編・発行「ダムを必要とする処」(平成11年)、同「平成14年度ダム事業の必要性に関する資料」(平成13年)の2書がある。


「ダムを必要とする処」

「平成14年度ダム事業の必要性に関する資料」
 その内容は、石木ダムによる水道供給と石木川流域における洪水の減災を論じ、長崎水害緊急ダム事業、期待される水道用水確保のための伊木力ダム、松浦市における臨海工業地域への工業用水の確保となる笛吹ダム、地域活性に資する小長井町の船津ダム、さらに小佐々町のつづら生活貯水池、厳原町の小浦生活貯水池、三和町の宮崎生活貯水池等、その必要性が記されている。


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