ダムの堆砂はどの程度進んでいるのでしょうか。堆砂について基本的な事項をまとめてみました。基礎資料として国土交通省河川局のホームページを使用しました。
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■ダムは100年分の堆砂容量を確保
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ダムは、通常100年間に貯まると想定される土砂の量を堆砂容量として、治水・利水容量とは別に容量を確保しています。 国土交通省の直轄・公団で管理する90ダムを対象とした調査によれば、ダム全体では、堆砂の進行度合いは計画で見込んだものに対し約9割となっており、計画の範囲内にとどまっています。また、計画堆砂量を超えているものは90ダムのうち2ダムとなっています。 |
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■堆砂率が20%を越えるのは5水系
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ダムへの堆砂が進んでいるのは、天竜川などの一部の水系であり、ダムの総貯水容量に対する堆砂量が20%を超えているのは、全国の109の1級水系のうち天竜川水系など5水系です。 ダムへの堆砂の進行に対しては、水系の特性などに応じて、貯砂ダム、土砂のバイパストンネル、排砂ゲートなどの整備や、周辺に樹林帯を整備するなど、ダム湖のリフレッシュ対策が進められています。 |
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(2003年10月作成)
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