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全項目表
 
ダム番号:149
 
二風谷ダム [北海道](にぶたに)


13/05
ダム写真

(撮影:加賀美喜久)
043072 ふかちゃん
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043081 ふかちゃん
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どんなダム
 
半川締切工法を採用
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地形から、堤高32mに対して堤頂長が55mと、横長の構造。建設には、経済性等から半川締切工法を採用。河川を左岸川に切り替えた後、右岸側のダムを建設。右岸の洪水吐の放水管の打設が完了した時点で、それを堤内仮排水路として利用し、河川を右岸側に切り替え、左岸川の堤体を建設。
堤体基礎掘削は機械掘削
___ 典型的な里ダムで、国道、小学校、民家などが近接。さらに周辺には競走馬の牧場が散在する。このため、これらへの影響に配慮して、堤体基礎掘削は爆破公法によらず機械掘削によった。
平成15年台風10号で大量の流木が
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平成15年8月の台風10号で流木が大量に発生。流木は、二風谷ダムに流れ込み、ダムは約5万m3にも及ぶ大量の流木を補足。流木による下流での洪水被害の増幅を防いだ。
[写真]ダムが大量の流木を補足
古くからのアイヌ民族の居住地
___ 二風谷はアイヌ民族の聖地だという。古くからアイヌ民族が住み、沙流川の河岸では毎年チプサンケという舟降ろしの儀式が行われていたという。このため反対運動が起こり、土地収用収用採決取り消し訴訟などが。
アイヌ文化の里
___ ダム建設などを契機に、アイヌ文化の再生と活性化のため、二風谷地区で「アイヌ文化の里」づくりが進む。町立二風谷アイヌ文化博物館と萱野茂二風谷アイヌ資料館が整備されている。2002年2月には、地元在住のアイヌ文化研究家、萱野茂さんが収集、製作したアイヌ民具1121点が国の重要有形民俗文化財に指定された。
ダム湖とその周辺でトライアスロン
___ ダム湖とその周辺はトライアスロンの敵地。平成13年から毎年、「北海道国際トライアスロンびらとり大会」や「NTTトライアスロンジャパンカップ第4戦」が行われている。地元平取町は「トライアスロンの町」とも。
サクラマスの資源保護のため魚道を設置
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沙流川は、サケ・カラフトマス・シシャモ等の遡上する自然豊かな河川。ダム上流に産卵場所を持ち、海へ下りまた遡上するサクラマスの資源保護を主な目的に、階段式魚道を設置。ダム湖の水位変動に合わせてゲート(水路)が上下に動く構造で、国直轄ダムでは初めて採用。
[写真](撮影:ふかちゃん)
国が北海道からダム使用権を買い取る
___ 苫小牧東部の工業団地への企業進出が進まなかったため、北海道は、計画していた工業用水の取水を取りやめた。このため、不要となったダム使用権を国が買い取ることになり、2006年11月に事実上合意した。ダムの使用権を国が自治体から買い取るのは全国で初めてという。
シリーズ ダム百選 投票から
第 23 回  『 近くでキャンプができるダム 』
■ 二風谷ダムの近くにはオートキャンプ場やパークゴルフ場があります。
自然が多く、空気も綺麗です。ダムも個性的なので行く価値ある二風谷です。 (クラクラ)

テーマページ ダムツーリング -北の大地へ-
サクラマスのための魚道(二風谷ダム)
森林の保水力には限界
洪水被害軽減に役立った二風谷ダム 〜平成15年台風10号出水から〜
文献にみる補償の精神【20】 「本件収用裁決が違法であることを 宣言することとする」 (二風谷ダム)
(財)ダム技術センター第20回「ダムフォトコンテスト」受賞作品
このごろ ダムをうたう(1) -ダムの底-
左岸所在 北海道沙流郡平取町字二風谷  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯42度37分43秒,東経142度08分57秒   (→位置データの変遷

河川 沙流川水系沙流川
目的/型式 FNAWIP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 32m/550m/276千m3
流域面積/湛水面積 1215km2 ( 全て直接流域 ) /430ha
総貯水容量/有効貯水容量 31500千m3/26000千m3
ダム事業者 北海道開発局建設部
本体施工者 西松建設・岩倉建設
着手/竣工 1973/1997
ダム湖名 二風谷湖 (にぶたにこ)
ランダム情報 【水特法関係】二風谷、水没総面積:571ha、水没戸数:9戸、水没農地面積:119ha、ダム等の指定年月日:S60.3.19、水源地域指定年月日:S60.10、31、整備計画の決定年月日:S61.1.29
【ダムにいる鳥】国土交通省「河川水辺の国勢調査」(2002)
アオサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、トビ、オジロワシ、オオワシ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、エゾライチョウ、キジ、コチドリ、イカルチドリ、イソシギ、ヤマシギ、オオジシギ、ドバト、キジバト、アオバト、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、コノハズク、ヨタカ、カワセミ、ヤマゲラ、クマゲラ、アカゲラ、オオアカゲラ、コアカゲラ、コゲラ、ヒバリ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、コルリ、ノビタキ、トラツグミ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ、ヤブサメ、ウグイス、エゾセンニュウ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キクイタダキ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、ハシブトガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、メジロ、ホオジロ、ホオアカ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、オオマシコ、ベニマシコ、ウソ、イカル、シメ、ニュウナイスズメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
【コンクリートダムの工法】レヤ工法
【ダム工事年表】本体掘削(1987.9〜1992.11) 本体打設/盛土(1987.7〜1994.8)
【ダムカード配布情報】H28.10.1現在 (国交省資料より作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.1
○二風谷ダム管理所 8:30〜17:15(閉庁日(土・日・祝日)及び年末年始(12月29日〜1月3日)は配布しておりません。)
○沙流川歴史館 9:00〜16:30(休館日(月曜日。ただし、月曜日が祝日の場合は、その翌日)及び年末年始(12月30日〜1月5日)は配布しておりません。)
ダムカード画像コレクション
二風谷ダム Ver.1.1 (2007.07)
[協力:クラクラ]
リンク Dam's room・二風谷ダム
Damstyle・二風谷ダム
ウィキペディア・二風谷ダム
コンクリートと鉄と大地と・二風谷ダム
ダムマニア・二風谷ダム
ダムマニヤ倶楽部・二風谷ダム
参考資料
■二風谷ダムの施工計画について:伊藤忠行
【ダム日本 No.578(H4.12)】
■二風田にダムの施工とゲート設備について 北海道開発局室蘭開発建設部沙流川ダム建設事業所長 関 原 英 司
【第40回ダム施工技術講習会(H08.11.14)】
■二風谷ダムの施工とゲート設備について /関原英司
【ダム日本 No.628(H9.2)】
関連書籍 ■萱野茂、田中宏 『二風谷ダム裁判の記録』 自費出版 1999
■二風谷ダム工事誌編集委員会 『二風谷ダム建設の記録』 北海道開発協会 2000
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】河川名[沙流川→当別川] 目的[FNWIP→FNAWIP] 堤体積[273→276] 湛水面積[400→430] 総貯水容量[27100→31500]
【07当初→07最終】河川名[当別川→沙流川]
【09最終→10当初】ダム事業者[北海道開発局・建設部→北海道開発局建設部]
【12最終→13当初】本体施工者[西松・岩倉建設→西松建設・岩倉建設]

■ テーマページ(抄) → テーマページ目次

サクラマスのための魚道(二風谷ダム)

 二風谷ダムでは、主にサクラマスを対象にして、その遡上を助ける魚道を設置している。サクラマスの生態と魚道のあらましを紹介します。
■魚道

 魚道は、堤体の右岸にあり、階段式魚道で、魚道水路が堤体を貫通している。
 水路上部の魚道ゲートは可動式、下部は固定式になっている。魚道ゲートは、ダム湖の水位の変動にあわせて、自動で上下に動くスイングシュート式が採用されており、魚道のダム湖側の入り口が魚が通りやすいような適当な高さになるようになっている。



魚道ゲート

魚道固定部
 ・・・→ 全文はこちら
(平成16年10月作成)


→ ダム便覧の説明
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