全項目表
 
ダム番号:2303
 
大橋ダム [高知県](おおはし)



ダム写真

(撮影:nolikeother)
040391 夜雀
035036 灰エース
035005 灰エース
035012 灰エース
D-shot contest 入賞作品   →ダム便覧トップ写真   →フォト・アーカイブス [ 提供者順 / 登録日順 ]
どんなダム
 
2002年度土木学会選奨土木遺産
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土木学会は2002年度の「土木学会選奨土木遺産」に大橋ダムを選定。堤高73.5m。戦前では全国4番目、四国では飛び抜けて高いダムということで選ばれた。昭和15年に当時の四国中央電力が水力発電用に建設。高知県の土木構造物が選ばれるのは初めて。
[写真](撮影:灰エース)
ガス灯?
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天端の高欄の柱の上にガス灯のようなものがあるらしい。中は電球らしいが、古いものだろうか。
[写真](撮影:夜雀)
テーマページ ダム温故知新 《第15回》 大橋ダムを訪ねて
第3回 D-shot contest 〜こんな写真も〜
「理の塔、技の塔」 〜私説・戦後日本ダム建設の理論と実践〜 (11) 電力需要急増・河川一貫開発・河川法全面改正
ダムツーリング -ダムのお遍路・四国-
左岸所在 高知県吾川郡いの町脇の山  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯33度46分13秒,東経133度20分12秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  稲村(5km)  長沢(7km)  別子(9km)

河川 吉野川水系吉野川
目的/型式 P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 73.5m/187.1m/174千m3
流域面積/湛水面積 190km2 ( 直接:145km2 間接:45km2 ) /101ha
総貯水容量/有効貯水容量 24030千m3/19000千m3
ダム事業者 四国電力(株)
本体施工者 間組
着手/竣工 1937/1939
ダム湖名 大橋貯水池 (おおはしちょすいち)
ランダム情報 【ダムカード配布情報】2024.8.2現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○ダムご来訪後、メールによる申込み(後日、ダムカードを郵送) ダムへお越しいただき、現地掲示物の手順に従いお申し込みください。お一人さま1枚、後日郵送で配布させていただきます。(2週間程度お時間を頂く場合があります。)
ダムカード画像コレクション
大橋ダム Ver.1.0 (2017.03)
リンク Dam's room・大橋ダム
THE SIDE WAY・大橋ダム
ウィキペディア・大橋ダム
ダム好きさん【大橋ダム】
愛ある愛媛・ご長寿の大橋ダム。
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愛ある愛媛・大橋ダムがアスレチックに!?
四国堰堤ダム88箇所巡り・第31番堰堤札所 大橋ダム
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水力ドットコム・本川発電所
雀の社会科見学帖・大橋ダム見学 その1
大橋ダム(社団法人日本土木工業協会)
土木学会選奨土木遺産 2002(社団法人土木学会)
日本全国ダム紀行・大橋ダム
弥生の森の散歩径・大橋ダム
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】流域面積[190→145]
【06当初→06最終】流域面積[145→190]
【06最終→07当初】河川名[吉野川→天満川]
【07当初→07最終】河川名[天満川→吉野川]
【08最終→09当初】堤高[73.5→74]
【09当初→09最終】堤高[74→73.5]

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ダム温故知新
《第15回》 大橋ダムを訪ねて

写真・文 安河内 孝

このダムを見学する時に最初に目につくのは、右岸の入り口にある「皇紀二千六百年十月竣功」の文字と、レトロな照明装置であろう。戦前の1939年(昭和14年)に完成、ダム高73.5mは戦前に建設されたダムでは全国4番目、四国では飛び抜けて高いダムということで、2002年度の「土木学会選奨土木遺産」に選定されている。

コンクリート配合の計画は、朝鮮半島の赴戦江ダムや静岡県・大井川水系の千頭ダムの建設に携わった技術者を招き、検討させている。その報告書として、土木学会に昭和15年2月の論説報告として「四國中央電力大橋堰堤コンクリート配合に就いて(著者瀬戸角馬)」がある。内容を拝見すると、既に「水セメント比」を用い、シュート打設であるためスランプ10cmで検討している。

あるマスコミには、「コンクリートは100年もたないのでは?」と掲載されているが、73年前に建設されこのダムを見るべきである。恐らく数百年は、逞しくて美しい姿を保っていると信じる。
当ダムは揚水式水力発電専用で、恐らく、去年の電力不足に役に立ったのではと思う。
撮影時、地元の方がダム直下で遊泳していたが十分に注意が必要である。
「皇紀二千六百年十月竣功」の文字

レトロな照明装置
(これは、「月刊ダム日本」からの転載です。)
(2013年11月作成)


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