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ダム番号:2382
 
森樫溜池 [福岡県](もりかじためいけ)


14/03
ダム写真
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テーマページ 福岡県八女市黒木町の位置未確認ダムについて
左岸所在 福岡県八女市黒木町大渕 
位置
北緯33度10分44秒,東経130度42分30秒   (→位置データの変遷
【位置未確認】
河川 矢部川水系剣持川
目的/型式 A/アース
堤高/堤頂長/堤体積 15m/50m/14千m3
流域面積/湛水面積 14km2 ( 全て直接流域 ) /450ha
総貯水容量/有効貯水容量 16千m3/16千m3
ダム事業者 黒木町
着手/竣工 /1919
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】河川名[剣持川→大森川]
【07当初→07最終】河川名[大森川→剣持川]
【10最終→11当初】左岸所在地[八女郡黒木町大字大渕→八女市黒木町大渕]
【12最終→13当初】流域面積[→14] 湛水面積[→450]

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福岡県八女市黒木町の位置未確認ダムについて

拾泉舎(山口県)
 
 
 平成27年12月現在、ダム便覧には福岡県八女市に所在する7件の位置未確認ダムが掲載されています。内容を確認したところ、その全てが農業用アースダムで、いずれも旧黒木町(平成22年八女市に編入)に位置しています。
 福岡県には非常に多くの溜池が存在しており、その数は5,000基以上とも言われています。八女市黒木町は特にその密度が高い地域で、この中に位置未確認ダムが含まれているものと思われます。
八女市地域防災計画や黒木町史を確認したところ、比較的詳細なデータが掲載されており、いずれのダムについても大凡の位置を推定することができました。位置未確認となっているのはあくまで事務処理上のことで、地元自治体では正確な把握ができている様子です。
 この度、これらの位置未確認ダムの現地踏査を行ったため、以下にレポートさせていただきます。
 なお、ダム便覧や各種文献、現地の石碑等の情報が互いに相違している例が多々ありましたが、いずれが正しいとも判断できないものが多いため、そのまま出典を明記して転載しております。(黒木町史においては貯水量が「立方メートル」と記載されていますが、「千立方メートル」の誤植と思われるため、記事中で訂正しています。)
D森樫溜池[ダム番号:2382]

◇所在地:八女市黒木町大淵(字森樫)8798番地13
◇アクセス:県道801号分岐から1.5q(自動車乗入可能)
◇位置:北緯33度9分33秒 東経130度44分35秒
◇確定方法
・『八女市地域防災計画』(八女市、2015)
・『八女市防災ハザードマップNo.9』(八女市、2015)
・『主要水系調査成果 山鹿』(国土交通省国土政策局国土情報課、2010)
・『黒木町史』(黒木町史編さん実務委員会・黒木町、1993)
◇その他
・八女市地域防災計画では「大野谷整理組合管理、受益面積1.480ha」とされている。
・黒木町史では「森樫水利組合管理、受益面積2.0ha、貯水量37.0千立方メートル、堤高15.0m、堤長50.0m、竣工1935年」とされている。


 

図4
森樫溜池位置図(国土地理院ホームページデータを加工)


写真23
県道から森樫地区への分岐。溜池は茶畑が広がる斜面の上方にあります。


写真24
堤体上は樹木が茂り、展望はほとんどできません。天端を車道が通っていますが、単なる農道のように見えます。


写真25
溜池は中央がくびれたような形状をしており、くびれ部より右岸側は短い副堤体となっています。堤頂長50mは主堤体の数値と思われます。


写真26
主堤体側にある斜樋はかなり老朽化しています。


写真27
洪水吐は副堤体側にあり、天端上の車道と交差しています。道路を挟んで古い放水路がありますが、越流時が危惧される状態です。


写真28
堤体は薮に覆われ、離れた位置からでは全く確認できません。下端はそのまま段畑の傾斜と一体化しており、堤高もはっきりしません。周囲は八女茶の茶畑になっています。(写真では、左右の茶畑に囲まれた薮が堤体です。)
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(2016年1月作成)


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