全項目表
 
ダム番号:3106
 
上日川ダム [山梨県](かみひかわ)


11/09
ダム写真


041729 池ちゃん
082110 安河内孝
074420 Dam master
074505 Dam master
081993 安河内孝
082060 安河内孝
127225 KAキ
061508 だい
  →ダム便覧トップ写真   →フォト・アーカイブス [ 提供者順 / 登録日順 ]
どんなダム
 
世界最大の有効落差を持つ揚水式発電の上部ダム
___
葛野川発電所は世界最大の有効落差を持つ揚水式発電所。有効落差714m。4機の発電設備で合計出力160万kW。出力は国内揚水発電としては第3位。地下500mに建設されている。その上部ダムが上日川ダムで、下部ダムが葛野川ダム。
[写真]葛野川発電所(撮影:ふむふむ)
標高の高いダム
___ 標高の高さは既設では第2位。標高が高いダムは、いずれも発電用ダムで、堤頂標高は、南相木ダム(建設中)1532m、野反ダム1517m、上日川ダム1486mなど。
富士山とダム湖
___
大菩薩から見ると遠くに富士山、手前にダム湖が見える。雄大な景観。一方、ダムの天端からは、ダム湖の向こうに大菩薩の峰々、振り返れば富士山。すばらしい風景。
[写真]天端から富士山が見える(撮影:灰エース)
リップラップにコマクサ
___
堤体のリップラップの岩の間に、高山植物のコマクサがが多数植えられ、可憐な花をつける。標高が高いので、コマクサが育つ環境なのだろう。
[写真](撮影:安河内孝)
ダム湖は「大菩薩湖」
___
ダムによって出来た人造湖は「大菩薩湖」と命名された。これは日川の水源である大菩薩嶺によっているという。
[写真](撮影:Dam master)
シリーズ ダム百選 投票から
第 20 回  『 電車やバスで行けるダム 』
■ 中央本線甲斐大和駅から栄和交通バス大菩薩峠行きで約30分、大菩薩湖入口下車でダムサイトまで歩いてすぐです。 (加賀美喜久)
テーマページ ダム温故知新 《第14回》 上日川ダムを訪ねて
このごろ クラウドファンディングを活用してダムカードを発行します!
左岸所在 山梨県甲州市塩山上萩原字萩原山  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯35度42分59秒,東経138度49分57秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  葛野川(9km)

河川 富士川水系日川
目的/型式 P/ロックフィル
堤高/堤頂長/堤体積 87m/494m/4110千m3
流域面積/湛水面積 6.7km2 ( 全て直接流域 ) /51ha
総貯水容量/有効貯水容量 11470千m3/8300千m3
ダム事業者 東京電力(株)
本体施工者 前田建設工業・大成建設・大林組
着手/竣工 1991/1999
ダム湖名 大菩薩湖 (だいぼさつこ)
ランダム情報 【ダム工事年表】仮排水路(1993.2〜1994.2) 本体掘削(1993.11〜1994.8) 本体打設/盛土(1994.9〜1997.3)
リンク DAM Photographer・お天気が良かったので・・・
DamJapan・上日川ダム
Dam's room・上日川ダム
damsite・ダムデータ
ウィキペディア・上日川ダム
おぼえがき・上日川(かみひかわ)ダム
ダムペディア・3106-上日川ダム/かみひかわだむ
ダムマニア・上日川ダム
ダム好きさん【上日川ダム】
ダム浪漫−上日川ダム
上日川ダム
水力ドットコム・葛野川発電所
参考資料
■葛野川発電所上部ダムの設計と施工計画について / 森 吉昭
【ダム日本 No.605(H7.3)】
■上日川ダムの設計と施工 −フィルダムの合理化施工について− 東京電力株式会社葛野川水力建設所第一工事事務所 所長 森 吉昭
【第43回ダム施工技術講習会(H10.07.24)】
■上日川ダムの設計と施工 −フィルダムの合理化施工について− / 森 吉昭
【ダム日本 No.648(H10.10)】
■【カラーグラビア】写真で見る上日川ダム /
【ダム日本 No.650(H10.12)】
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】左岸所在地[塩山市大字上萩原字萩原山→甲州市塩山上萩原字萩原山]
【12最終→13当初】本体施工者[前田・大成・大林→前田建設工業・大成建設・大林組]

■ テーマページ → テーマページ目次

ダム温故知新
《第14回》 上日川ダムを訪ねて

写真・文 安河内 孝

 当ダムは、下池となる葛野川ダムとの間で揚水発電を行っており、揚水発電所としては世界有数の落差714メートルを保有。2台の水車発電機によって最大80万キロワットの電力を発電している。ダム湖は、日川の水源である大菩薩嶺にちなんで大菩薩湖と命名。天端から上流を望むと大菩薩嶺、逆に下流を望むと晴天時には富士山を見ることができる。揚水式であるため水位変動は極めて激しく、最大21mである。

 当ダムの見学時、リップラップの隙間にピンクの花が咲いていた。よく見ると高山植物の「コマクサ」である。かなりの範囲で咲いていた。不思議に思い東京電力鰍フ職員の方にお聞きしたところ、毎年人工的に植え付けを行っているとの事であった。繁殖力の弱い高山植物を育てるのは非常に困難である。また、驚くことに白いコマクサが見られる。将来、ダムの表面がピンクで埋まることを願う。


堤体に高山植物の女王コマクサが群生。珍しい白いコマクサも見られる。
(これは、「月刊ダム日本」からの転載です。)
(平成25年10月作成)


→ ダム便覧の説明
ご意見、ご感想、情報提供などがございましたら、 までお願いします。
ダム便覧内の写真、文章、データなど全ての内容の無断転載を禁じます。