どんなダムキーワード検索:イヌワシ・クマタカ・・・


安威川
(あいがわ)
大阪府
オオタカが生息
周辺にオオタカが生息。2003年秋の調査委員会では、オオタカの巣立ちを初めて確認との報告があった。慎重に工事を進めてきた結果だという。
石河内
(いしかわうち)
宮崎県
クマタカに配慮して工事を実施
クマタカの営巣地があることが建設着手前の環境アセスメントで確認された。そこで、クマタカノ繁殖期には必要ならば工事を中止する、設備や構造物は目立たない色にする、夜間照明は範囲を制限する、低騒音型の機械を使うなど、工事中にきめ細かな対応をした。この結果、工事中もクマタカの繁殖が確認された。
大鳥
(おおとり)
福島県
環境に配慮して発電所増設工事を実施
奥只見ダムとその下流にある大鳥ダムをそのまま利用して、新たな水路と発電所をいずれも地下部につくることにより、奥只見発電所で20万kW、大鳥発電所で約9万kW、合計で約29万kWの出力アップを図る増設工事が平成11年7月から実施され、平成15年6月に営業運転を開始。工事に当たっては、イヌワシの営巣地があり、地上での工事を避けるなど自然環境への影響を最小限に。建設工事機関として初めてISO14001の認証を取得。
奥只見
(おくただみ)
新潟県
環境に配慮して発電所増設工事
奥只見ダムとその下流にある大鳥ダムをそのまま利用して、新たな水路と発電所をいずれも地下部につくることにより、奥只見発電所で20万kW、大鳥発電所で約9万kW、合計で約29万kWの出力アップを図る。この結果奥只見発電所は一般水力としては出力日本一に。平成11年7月より土木工事を本格的に開始し、平成15年6月営業運転を開始。イヌワシの営巣地などがあり、徹底した調査を行い、地上での工事を避けるなど自然環境への影響を最小限に。建設工事機関として初めてISO14001の認証を取得。
月山
(がっさん)
山形県
ワシ・タカに配慮して工事
ワシ・タカなどの猛禽類の生息を確認。毎年春に営巣地近傍での工事再開にあたっては、幼鳥の巣立ちを確認後に着手する等の配慮。
川辺川
(かわべがわ)
熊本県
クマタカの生息環境を保全
クマタカの生息環境保全に取り組む。計画していた原石山の周辺で、クマタカの生息が確認されたため、技術的な検討を行い原石山を取り止めた。また、計画していた付替道路の周辺で、クマタカの生息が確認されたため、付替道路のルートを変更。これにより、巣からの距離が離れ、新工法(竹割工法)の採用で自然地形の改変面積も約60%減少。
北川
(きたがわ)
大分県
クマタカが生息
ダム湖を含む地域にはクマタカが生息している。ダム湖誕生後の昭和56年に、鳥獣保護区に指定されている。
鷹生
(たこう)
岩手県
イヌワシが生息
鷹生ダムが建設されている五葉山周辺には、絶滅危惧種のイヌワシの生息が確認されている。ダムサイト上空もしばしば飛翔。毎年モニタリング調査を実施するとともに、営巣期と抱卵期にあたる12月から3月まで砕石用原石採取のための発破作業を休止、低騒音型機械の使用、砕石製造施設に防音壁を設置など、自然との共生を目指す。
立花
(たちばな)
宮崎県
クマタカが生息
ダム湖を含む地域にはクマタカが生息している。また、ブッポウソウの鳴き声も聞こえるという。ダムと自然とが調和していると言うことだろう。
津軽(再)
(つがる)
青森県
クマタカなどの調査を実施
津軽ダム工事事務所はダム建設予定地周辺で平成10年度から5年間に渡ってクマタカやイヌワシの調査を実施。その結果、平成14年度までの調査によって、クマタカの営巣地11カ所を発見。
徳山
(とくやま)
岐阜県
イヌワシ、クマタカがいる
平成8年からのワシタカ類調査によりイヌワシ5つがい、クマタカ17つがいの生息を確認。専門家の指導・助言を受け、保全対策が進められている。例えば、工事について、猛禽類等を刺激しないよう、重機やプラントの塗装を淡色にするといったきめ細かな配慮も。