平成26年9月1日(月)、土木学会創立100周年を記念した切手が発行され、全国の郵便局窓口や日本郵便のホームページで販売が開始されるというので、ご紹介します。
この切手は、82円切手10枚綴りの台紙に、30種類以上の土木の仕事がちりばめられた大きな風景画が描かれています。主なものをあげると、ダム、水力発電所、送電施設、道路、トンネル、橋梁、鉄道、空港、港湾、防波堤、水門、堤防、遊歩道、公園、街路、駅、住宅地…と、私達の日々の暮らしを支える多様な施設群であり、それらが緑豊かな日本の国土を俯瞰するような形で描かれています。 この風景画を見ていると、人間社会は地球上の大きな水循環の一部として成り立っており、太陽エネルギーが水に作用して、ぐるぐる廻っているということを改めて思い起こさせてくれます。そのままではとても厳しい自然の力をなんとかして人の役に立つようにしていくことが土木の仕事と考えれば、この風景画が発するメッセージもわかりやすいのではないでしょうか。
今年、土木学会は創立100周年を迎えます。まだ機械力の小さかった昔の苦労に想いをはせると、今更ながら、人間の力は偉大だと思います。先人の功績に感謝しつつ土木の仕事に敬意を表します。 土木学会創立100周年記念切手を使って土木の仕事を広めることで、一般の方々にも土木の仕事を身近に感じてもらえるのでは。
(参考) 日本郵便HP
→ PDFファイル
|