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■転流工、河床掘削

転流工

 工事中の転流は既設洪水吐トンネル呑口近くに呑口を設け、既設洪水吐トンネルに合流させる約44mの仮排水トンネルにより行うこととし、これにより工事中水位EL.350mを維持している。
既設洪水吐トンネルを利用することにより必要最小限のトンネル延長とし、コストダウンを図る
明り部  : 7.7m
トンネル部: 43.0m
総延長  : 53.7m

転流工(完成)・呑口部
・河床掘削

 ダムサイトは良好な岩盤が露頭しており,そのままの状態でも重力式ダムの基礎として十分な強度と安定性を有していると判断されたことから、基本的に現状の岩盤をそのままダム基礎とし、岩盤のゆるみが見られる箇所や植生がある箇所のみを部分的に切り取ることとした。
掘削前ダム下流河床状況

掘削状況
掘削完了(基礎地盤検査状況)


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