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■5月3日:石鎚山スカイラインで山越え、早明浦ダムへ

5月3日、この日は今治から付近のダムを見学しつつ、西日本最高峰の石鎚山天狗岳付近を通る石鎚山スカイラインを上り、山越えをして「四国のいのち」早明浦ダムを目指します。県道155号線沿いに進み、最初の目的地である鹿ノ子ダムへ。鹿ノ子ダムは貯水地の形が鹿に似ていることから付けられたとか。


鹿ノ子池
提体斜面より
鹿の子ダムを見学後、県道155号線を右に折れて朝倉ダムへ。朝倉ダムはこれまた提高の高いアースダムでした。


朝倉ダム

朝倉ダムにて
それから大明神池ダムへ。大明神池ダムは湖に移る後の山々が美しかったです。丹原町に入り兼久池を見学。このため池は後の調査で提高が15m未満であることが判明。


大明神池

兼久池
続いて国道11号線から県道142号線に入り黒瀬ダムを見学。ジャンプ台のような洪水吐が特徴です。


黒瀬ダム
元来た道を戻り、国道11号線を西へ進みます。桜三里を過ぎていよいよ山岳ルートへ。国道494号線に入り黒森峠を越え、面河ダムを目指します。道は改良工事が進んで、それほど狭くはありません。先に通った高知県道よりは遥かにマシです。国道は面河ダムから少し離れたところを通っていますが、提体直下へ行きたかったのでこちらを選択しました。ダム直下には発電所がありました。そこから山をぐるっと回って面河ダム提体を見学。新緑が湖に映え、とても美しかったです。


面河ダムにて

面河ダム貯水池
面河ダムを見学後、国道494号線を南下し、県道12号線(石鎚山スカイライン)に入りました。ちょうど昼時だったので途中で食事しました。少し休憩してから石鎚山スカイラインを進みます。2車線のきれいな舗装路を一気に登って峠の上に到着。今度は突然道が狭くなりました。少し降りたところに茶屋があったので、ここで休憩。ここから県道40号線を下って長沢ダムを目指します。


石鎚山スカイラインにて
後方に見えるのが、西日本最高峰の石鎚山天狗岳

高知県道40号線入口にて
ここから長沢ダムまで、急坂が続きます

途中の清流
長沢ダムは古い提体でしたが、ダムの管理所が凝った造りでした。更に下って大橋ダムへ。大橋ダムは河川の分岐点に建設されており、下流側正面からダムを写すことができます。又、稲村ダムとの間で揚水発電を行っているようです。


長沢ダム

長沢ダム管理所
ちょっと変わった造り

大橋ダム
ここから県道17号線へ入って早明浦ダムを目指します。ダム湖が見えてから、走っても走ってもなかなか提体に到着しません(笑)。それだけの巨大な貯水池を持ちながら、渇水期にはあっという間に水が無くなってしまいます。四国の水事情は大変なんだなぁ・・・とバイクを走らせながら思いました。


早明浦ダム下流側より

左岸展望台より見た早明浦ダム
早明浦ダムを見学した後はもう夕暮れ。穴内川ダム到着時には更に日が傾いてもろに逆光になるため、この日のダム見学を終了することにしました。国道439号線を東に進むと高知自動車道の大豊ICがあります。ここから高速を使って川之江まで一気に突っ走り、ホテルへ。今日も山道を走り回り疲れました。近くの居酒屋で一杯やって、ぐっすり眠りました。


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