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■「ダム本体」部門

《優秀賞》 

中村ハヤト「木地山ダム」
ダム名:木地山ダム(山形県)

<選評>質感表現、画面構成ともに抜群です。欲を言えば縦位置でもう少し手前の水や岩も見たかったですね。でも、じっと見ているだけでもマイナスイオンで癒されるような作品です。

《入選》 

声姫「放水美」
ダム名:久瀬ダム(岐阜県)
撮影者コメント:
水の白さと、流れに映る木の影に惹かれました。

<選評>放水に落とした立木の影が一服の清涼感を漂わせます。晴天ですのでシャッタースピードで流水を止めることとコンクリートの質感をもう少し見せてくれれば満点だったかも。



加賀美喜久「真夏の午後のダム」
ダム名:姉川ダム(滋賀県)
撮影者コメント:
とても暑い真夏の陽射しが照りつける午後、展望台まで登り姉川ダムを上から撮影しました。

<選評>カップルの配置で大きさや高さがうまく表現され、画面構成もお手本のような作品です。計算されつくした画面は緻密で隙がなく、まるでプロが撮ったポスターのようですね。



吉江 陽子「冬の佐久間ダム」
ダム名:佐久間ダム(静岡県)
撮影者コメント:
佐久間ダムは、少し離れたところに展望台があり、全体を見渡すことができます。空気がきれいで、森林がおおくあるので、多くの方に訪れていただきたいです。

<選評>タイトルもアングルも不可解なのですが、新鮮に見える作品です。決まりきったアングルの飽食に嫌気が差してきた審査員たちにもたらされた一服のカンフル剤だったのかも。



ぽこ「活動中」
ダム名:上野ダム(群馬県)

<選評>荒々しいコンクリートのダム肌と流れ落ちる水との質感の違いが面白い。位置がとれなかったのか中途半端に不安定なアングルになってしまったのがひじょうに惜しまれます。



nolikeother「曲線美」
ダム名:池原ダム(奈良県)
撮影者コメント:
洪水吐と堤体が分かれているダムをはじめてみました。

<選評>太陽光のライティングではなく背景の山々などの濃淡が、空気感や立体感を充分に感じさせます。後方のゲートの存在も湛える水の圧倒的なヴォリュームを表現していますね。



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