■野村ダムの建設 −わずか10年で完成−
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愛媛県下最大の河川「肱川」は、昭和18・20・29・38・45年と洪水が相次ぎ、昭和34年には野村町の下流に「鹿野川ダム」が完成したが、なお治水安全度を向上させる必要があった。一方、南予地区の海岸部では毎年のように水不足に悩まされ、特に、昭和42年には、農業用水はもとより、生活用水にも事欠く「大旱ばつ」に見舞われた。
これを契機として、愛媛県では昭和45年に「南予水資源開発計画」を策定。翌46年には、関係市町は「南予用水事業期成同盟会」を結成。 |
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大洲地区の浸水状況 |
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