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ダム番号:2346
 
金堀谷溜池 [福岡県](かなほりたにためいけ)



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テーマページ 福岡県八女市黒木町の位置未確認ダムについて
左岸所在 福岡県八女市黒木町今 
河川 矢部川水系本分川
目的/型式 A/アース
堤高/堤頂長/堤体積 15.9m/38.4m/15千m3
流域面積/湛水面積 0.2km2 ( 全て直接流域 ) /ha
総貯水容量/有効貯水容量 14千m3/14千m3
ダム事業者 黒木町
着手/竣工 /1939
諸元等データの変遷 【06最終→07当初】河川名[本分川→銅山川]
【07当初→07最終】河川名[銅山川→本分川]
【08最終→09当初】堤高[15.9→16]
【09当初→09最終】堤高[16→15.9]
【10最終→11当初】左岸所在地[八女郡黒木町大字今→八女市黒木町今]
【12最終→13当初】流域面積[→0.2]

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福岡県八女市黒木町の位置未確認ダムについて

拾泉舎(山口県)
 
 
 平成27年12月現在、ダム便覧には福岡県八女市に所在する7件の位置未確認ダムが掲載されています。内容を確認したところ、その全てが農業用アースダムで、いずれも旧黒木町(平成22年八女市に編入)に位置しています。
 福岡県には非常に多くの溜池が存在しており、その数は5,000基以上とも言われています。八女市黒木町は特にその密度が高い地域で、この中に位置未確認ダムが含まれているものと思われます。
八女市地域防災計画や黒木町史を確認したところ、比較的詳細なデータが掲載されており、いずれのダムについても大凡の位置を推定することができました。位置未確認となっているのはあくまで事務処理上のことで、地元自治体では正確な把握ができている様子です。
 この度、これらの位置未確認ダムの現地踏査を行ったため、以下にレポートさせていただきます。
 なお、ダム便覧や各種文献、現地の石碑等の情報が互いに相違している例が多々ありましたが、いずれが正しいとも判断できないものが多いため、そのまま出典を明記して転載しております。(黒木町史においては貯水量が「立方メートル」と記載されていますが、「千立方メートル」の誤植と思われるため、記事中で訂正しています。)
@金堀谷溜池[ダム番号:2346]

◇所在地:八女市黒木町今(字新ノ平)1668番地3
◇アクセス:八女市役所黒木支所から1.4q(自動車乗入可能)
◇位置:北緯33度13分17秒 東経130度40分7秒
◇確定方法
・『八女市地域防災計画 資料編』(八女市、2015)
・『八女市防災ハザードマップNo.4』(八女市、2015)
・『主要水系調査成果 久留米』(国土交通省国土政策局国土情報課、2010)
・『黒木町史』(黒木町史編さん実務委員会・黒木町、1993)
◇その他
・八女市地域防災計画では「今耕地整理組合管理、受益面積1.119ha」とされている。
・黒木町史では「三郎丸水利組合管理、受益面積12.0ha、貯水量17.7千立方メートル、堤高13.0m、堤長42.0m」とされている。


 

図1
金堀谷溜池位置図(国土地理院ホームページデータを加工)


写真01
堤体の裾は薮に埋もれていますが、相応の高さが感じられます。右岸側・左岸側とも林道が通っています。


写真02
溜池はあまり広くなく、天端から全景が見渡せます。


写真03
狭い天端の上は自動車の通行が可能です。縁石等はありませんので走行には注意が必要です。両岸とも切り返しができる程度のスペースがあります。


写真04
右岸洪水吐は小規模でかなり老朽化しており、道路側溝のように見えます。
 ・・・→ 全文はこちら
(2016年1月作成)


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