全項目表
 
ダム番号:2917
 
稲葉ダム [大分県](いなば)


10/09
ダム写真

(撮影:だい)
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どんなダム
 
傾斜型造成アバットメントを構築
___
ダム堤体の左右岸に弱い地層があったため、大規模な造成アバットメントを構築することによって地盤の安定を図る。箱形地中連続壁などの従来工法に比べて建設費用の削減や工期の短縮を実現。造成アバットメントについては、標準型と傾斜型があるが、これは傾斜型。
貯水池内に表面遮水工法
___ 貯水池内に透水性の高い地質が広範囲に分布し、ダム堤体の左右岩や貯水池周辺で漏水による浸透破壊が懸念された。これに対して、地質条件から、従来工法のカーテングラウチングでは確実に遮水することが難しいため、貯水池内の土地をコア材アスファルト、あるいはコンクリートによって覆う大規模な表面遮水工法を採用。
テーマページ 稲葉ダムの造成アバットメント
左岸所在 大分県竹田市久住町巣原地先  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯32度59分39秒,東経131度17分48秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  大蘇(9km)

河川 大野川水系稲葉川
目的/型式 FN/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 56m/233.5m/196千m3
流域面積/湛水面積 km2 /48ha
総貯水容量/有効貯水容量 7270千m3/6190千m3
ダム事業者 大分県
本体施工者 鹿島建設・大林組・さとうベネック
着手/竣工 1985/2010
ランダム情報 【コンクリートダムの工法】拡張レヤ工法
【ダム工事年表】仮排水路(2002.4〜2003.9) 本体掘削(2003.10〜2004.9) 本体打設/盛土(2004.11〜)
【ダムカード配布情報】H28.10.1現在 (国交省資料より作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver1.0
○稲葉ダム管理所 9:30〜12:00、13:00〜16:00(土・日・祝日含む) ※管理所玄関のインターホンを押して下さい。(ダム周辺巡視等のため不在の場合があります。)
ダムカード画像コレクション
大分県 稲葉ダム Ver.1.0 (2011.4)
[協力:ジムニストと西港のダム好き]
リンク ダムニュース/稲葉ダム 竣工式(ダム技術センター)
ダムニュース/稲葉ダム「試験湛水開始」(ダム技術センター)
ダムニュース/稲葉ダムコンクリート初打設(ダム技術センター)
ダムニュース/稲葉ダムサーチャージ水位到達(ダム技術センター)
ダムニュース/稲葉ダム安全祈願祭・起工式(ダム技術センター)
ダムニュース/稲葉ダム定礎式(ダム技術センター)
ダムニュース/稲葉ダム転流式(ダム技術センター)
ダム工事総括管理技術者会ホームページ・稲葉ダム
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】左岸所在地[直入郡久住町巣原地先→竹田市久住町巣原地先] 着手[1991→1985]
【11最終→12当初】堤体積[223→196]
【12当初→12最終】湛水面積[→48]
【12最終→13当初】本体施工者[鹿島・大林・さとう→鹿島建設・大林組・さとうベネック]

■ テーマページ(抄) → テーマページ目次

稲葉ダムの造成アバットメント


 稲葉ダムでは、ダム堤体の左右岸に弱い地層があったため、造成アバットメントを構築することによって地盤の安定を図っており、従来工法に比べて建設費用の削減や工期の短縮を実現している。そのあらましを紹介する。

 稲葉ダムは、平成15年度に本体工に着手、平成18年6月末現在で堤体積の約66%のコンクリート打設が完了している。

 作成に当たっては、基礎資料として、大分県竹田ダム建設事務所建設課 井形 徹、長谷川 浩司「稲葉ダムの設計と施工について−傾斜型造成アバットメントと貯水池CSG遮水工−」(第59回ダム施工技術講習会講演)を使用した。
【造成アバットメントの施工】

 温度応力に対応するため、造成アバットメントを上下流方向に3分割して打設した。1ブロックあたりの上下流方向の長さは約15m。各ブロック間には幅約1.5mのスロットジョイントを設け、膨張コンクリートで間詰めして一体化を図る計画としている。

左岸造成アバットメント打設状況

右岸造成アバットメント打設状況

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(平成18年9月作成)


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