全項目表
 
ダム番号:3289
 
内海ダム(再) [香川県](うちのみ)

 → 内海ダム(元)

ダム写真

(撮影:だい)
202816 kazu_ma
202810 kazu_ma
206270 だい
187379 ピンクのうさぎ
  →ダム便覧トップ写真   →フォト・アーカイブス [ 提供者順 / 登録日順 ]
どんなダム
 
既設ダムの下流に建設
___
既設ダムの下流約40mの地点に新ダムを建設。既設ダムは水没する。既設堤体は最低水位まで撤去。
[写真](撮影:やまとり)
背後は寒霞渓
___
ダム湖の上流には寒霞渓があり、そそり立つ岩壁に夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の彩りが映える景勝地として知られる
[写真](撮影:kazu_ma)
天端から海が見える
___
海まで2kmほど。天端から瀬戸内海が見える。
[写真](撮影:kazu_ma)
テーマページ ダム温故知新 《第10回》 旧・新内海ダムを訪ねて
左岸所在 香川県小豆郡小豆島町神懸通地先  [Yahoo地図] [DamMaps] [お好みダムサーチ]
位置
北緯34度29分42秒,東経134度17分59秒   (→位置データの変遷
[近くのダム]  内海(元)(0km)  粟地(2km)  三五郎池(2km)  新中山池(3km)  中山池(3km)  殿川(5km)  蛙子池(5km)  吉田(7km)

河川 別当川水系別当川
目的/型式 FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積 43m/423m/165千m3
流域面積/湛水面積 4.8km2 ( 全て直接流域 ) /8ha
総貯水容量/有効貯水容量 1060千m3/915千m3
ダム事業者 香川県
本体施工者 飛島建設・田村建設・安井建設
着手/竣工 1997/2013
ランダム情報 【ダム工事年表】仮排水路(2010.5〜2011.1) 本体掘削(2010.3〜2012.8) 本体打設/盛土(2010.9〜2012.9)
【ダムカード配布情報】2024.8.2現在 (国交省資料を基本とし作成、情報が古いなどの場合がありますので、事前に現地管理所などに問い合わせるのが確実です) Ver7.0
○内海ダム管理事務所 9:00〜17:00(土・日・祝日含む)管理事務所玄関のインターホンを押してください。
ダムカード画像コレクション
内海ダム Ver.1.0 (2012.04)
[協力:け〜]
内海ダム [新内海ダム本体建設工事竣功記念] Ver.2.0 (2013.04)
[協力:ミッキー]
内海ダム Ver.3.0 (2014.04)
[協力:tani]
内海ダム Ver.4.0 (2015.07)
[協力:ミッキー]
内海ダム Ver.4.1 (2017.05)
内海ダム [試験湛水完了記念]
[協力:tani]
リンク kazu_ma’s WALKING-DIARY・内海ダム
ダムニュース/新内海(しんうちのみ)ダム試験湛水開始(ダム技術センター)
ダムニュース/新内海ダム定礎式開催(ダム技術センター)
ピンクのうさぎ ダムめぐり・吉田ダムに行ってから
ピンクのうさぎ ダムめぐり・新内海(しんうちのみ)ダムを見に
ピンクのうさぎ ダムめぐり・新内海ダムを見に その2
四国堰堤ダム88箇所巡り・別院堰堤札所第6番 新内海ダム
内海ダム再開発(香川県小豆総合事務所)
諸元等データの変遷 【05最終→06当初】竣工[2011→] 堤体積[188→173]
【06最終→07当初】左岸所在地[小豆郡内海町神懸通地先→小豆郡小豆島町神懸通地先]
【07最終→08当初】堤頂長[447→423] 堤体積[173→153]
【08最終→09当初】ダム名[内海(再)*→内海(再)]
【09最終→10当初】堤高[42→43] 堤体積[153→152]
【10最終→11当初】竣工[→2013] 本体施工者[→飛島・田村・安井]
【12最終→13当初】本体施工者[飛島・田村・安井→飛島建設・田村建設・安井建設]
【13最終→14当初】堤体積[152→165]
【14最終→15当初】本体施工者[飛島建設・田村建設・安井建設→飛島・田村・安井]
【16最終→17当初】本体施工者[飛島・田村・安井→飛島建設・田村建設・安井建設]

■ テーマページ → テーマページ目次

ダム温故知新
《第10回》 旧・新内海ダムを訪ねて

写真・文 安河内 孝

当ダムは、「二十四の瞳」や「オリーブ」で有名になった瀬戸内海の小豆島にある。

旧内海ダムは、昭和31年に当時の内海町が水道水源としてコンクリートダム堤高14.0m)で建設、その後昭和34年に洪水調節機能を持たせた多目的ダムとして、下流面に土石を盛立て、コンクリート土石混成堤(堤高21.0m)となった。全国的にも珍しい構造となっている。

しかし、集水面積に比較して洪水調節容量が非常に小さいことから、昭和36年の台風17号では上端から越流し、堤体下流面の土石の一部が流出する被害が発生した。また、瀬戸内海は降雨量が少なく、頻繁に深刻な水不足が発生している。これらのことから抜本的な治水対策が必要となり、現在下流側に平成24年9月の打設完了を目標に新内海ダムが建設中である。

右岸下流側から見た旧内海ダム堤体。
見た目だけで型式を推察するのは難しい。

旧堤体の直下流に建設中の新内海ダム。
すぐ下流には人家が見える。防災面からも早期完成が望まれる。
(これは、「月刊ダム日本」からの転載です。)
(2012年11月作成)


→ ダム便覧の説明
ご意見、ご感想、情報提供などがございましたら、 までお願いします。
ダム便覧内の写真、文章、データなど全ての内容の無断転載を禁じます。