どんなダムキーワード検索:環境に配慮した工事


伊木力
(いきりき)
長崎県
周辺環境に配慮して工事
ダムサイト下流100m付近に民家が点在し、またダムサイト周辺や上流側はみかん畑。そのため、工事の際には周囲の環境を害することがないように十分な配慮をしている。
胆沢(再)
(いさわ)
岩手県
コア材料の運搬にベルトコンベヤを使用
コア材は、貯水池下流の慶存地区から採取されるものと堤体基礎掘削ズリをブレンドして使用。コア材運搬には、近辺に温泉保養地等があるため、騒音、振動、粉じん等の影響に配慮し、慶存地区から場内までベルトコンベヤ(延長913m、幅75cm、運搬能力910t/h)で運搬。コア材料の運搬にベルトコンベヤを使用するのは、全国で胆沢ダムが初めてだという。
石河内
(いしかわうち)
宮崎県
クマタカに配慮して工事を実施
クマタカの営巣地があることが建設着手前の環境アセスメントで確認された。そこで、クマタカノ繁殖期には必要ならば工事を中止する、設備や構造物は目立たない色にする、夜間照明は範囲を制限する、低騒音型の機械を使うなど、工事中にきめ細かな対応をした。この結果、工事中もクマタカの繁殖が確認された。
大鳥
(おおとり)
福島県
環境に配慮して発電所増設工事を実施
奥只見ダムとその下流にある大鳥ダムをそのまま利用して、新たな水路と発電所をいずれも地下部につくることにより、奥只見発電所で20万kW、大鳥発電所で約9万kW、合計で約29万kWの出力アップを図る増設工事が平成11年7月から実施され、平成15年6月に営業運転を開始。工事に当たっては、イヌワシの営巣地があり、地上での工事を避けるなど自然環境への影響を最小限に。建設工事機関として初めてISO14001の認証を取得。
奥只見
(おくただみ)
新潟県
環境に配慮して発電所増設工事
奥只見ダムとその下流にある大鳥ダムをそのまま利用して、新たな水路と発電所をいずれも地下部につくることにより、奥只見発電所で20万kW、大鳥発電所で約9万kW、合計で約29万kWの出力アップを図る。この結果奥只見発電所は一般水力としては出力日本一に。平成11年7月より土木工事を本格的に開始し、平成15年6月営業運転を開始。イヌワシの営巣地などがあり、徹底した調査を行い、地上での工事を避けるなど自然環境への影響を最小限に。建設工事機関として初めてISO14001の認証を取得。
月山
(がっさん)
山形県
ワシ・タカに配慮して工事
ワシ・タカなどの猛禽類の生息を確認。毎年春に営巣地近傍での工事再開にあたっては、幼鳥の巣立ちを確認後に着手する等の配慮。
木瀬
(きせ)
愛知県
生活環境保全対策の監視・評価
工事中の周辺地域の生活環境の保全のため、タイヤの泥落とし、大型重機の稼働の調整、作業員の通行時間・通行マナーの徹底など、きめ細かな対策。対策を監視するため、地元行政機関、漁協、水質保全団体などからなる連絡会議を設置。定期的に対策を評価。
鷹生
(たこう)
岩手県
イヌワシが生息
鷹生ダムが建設されている五葉山周辺には、絶滅危惧種のイヌワシの生息が確認されている。ダムサイト上空もしばしば飛翔。毎年モニタリング調査を実施するとともに、営巣期と抱卵期にあたる12月から3月まで砕石用原石採取のための発破作業を休止、低騒音型機械の使用、砕石製造施設に防音壁を設置など、自然との共生を目指す。
徳山
(とくやま)
岐阜県
イヌワシ、クマタカがいる
平成8年からのワシタカ類調査によりイヌワシ5つがい、クマタカ17つがいの生息を確認。専門家の指導・助言を受け、保全対策が進められている。例えば、工事について、猛禽類等を刺激しないよう、重機やプラントの塗装を淡色にするといったきめ細かな配慮も。
二風谷
(にぶたに)
北海道
堤体基礎掘削は機械掘削
典型的な里ダムで、国道、小学校、民家などが近接。さらに周辺には競走馬の牧場が散在する。このため、これらへの影響に配慮して、堤体基礎掘削は爆破公法によらず機械掘削によった。
浜ノ瀬
(はまのせ)
宮崎県
希少野生動物に配慮した工事
天然記念物のヤマネ、特別記念物のカモシカが生息している。このため希少野生動物に配慮した工事を実施。
森吉山
(もりよしざん)
秋田県
工事環境保全住民モニター制度
ダム工事の本格化に伴い、水質、騒音・振動、道路交通等多方面にわたる影響を未然に防止するため、工事区域に日常的に接している地元住民で構成する工事環境保全住民モニターを設置。住民モニターは、工事環境保全対策について、日頃の生活の中で気づいた点の連絡や定期的な現場パトロール・会議を実施している。
森吉山
(もりよしざん)
秋田県
エコダムへの取り組み