《このごろ》
ダムアワード2014に行ってきた

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 暮れも押し迫った、12月27日(土)。ダムアワード2014がお台場、カルカルにて開催された。


開演前


入り口の看板

 開演までの時間が結構あったので、物販を見学。写真集やDVD、Tシャツなどが販売されていた。また、開演までの時間、ダムカレーで腹ごしらえ。今回は3種類のダムカレーが用意されていた。それからダムサワー。今年はカルピスサワーであったが、色はシックナーを思わせるグレーっぽい色であった。


ダムカレー。重力式とアーチ式


まずは乾杯でダムの夜が始まった

 本日の出演は、萩原雅紀さん、琉さん、星野夕陽さん、夜雀さん、NOW2000さん、宮島咲さんの6名。1名金髪美人がいたが、それは琉さんのコスプレだった。場所柄というか何というか、それほど違和感がないのがすごいところ。

18:00開演。
 昨年に引き続き、今年も5つの賞が用意されていた。
 放流賞、イベント賞、プロジェクト賞、洪水調節賞、そしてダム大賞。

 昨年と一つだけ違っており、昨年の低水管理賞の代わりにプロジェクト賞が用意された。というのも今年は、渇水に見舞われなかったので、低水管理という面では活躍の場がなかったとのこと。


テーブルには投票用紙が…

 ダムアワードは、それぞれの担当者がノミネートされたダムについてプレゼンテーションを行う。テーブルには、それぞれの賞の『投票用紙』が配布されていて、会場の参加者がプレゼンテーションの後に投票するという仕組み。

 まずはじめは『放流賞』。プレゼンター一番バッターは『琉』さん。金髪女装姿でのプレゼン。

・湯田ダム 試験放流
 湯田ダムで試験湛水時以来50年ぶりの非常用洪水吐きからの放流。
 プロジェクタの放流シーンにどよめきが起こる。

・浦山ダム 夜の放流
 7年ぶりの放流で、ライトアップされた夜景に、霧がよりいっそうの味わいを添える。

・小河内ダム 堤体と離れた洪水吐きでの放流
 道沿いのバス停からよく見える。沿道には見物人がずらり。

・矢木沢ダム 3年ぶりの放流
 スキージャンプの大放流に、1200人もの大観客が集まった。

・奈良俣ダム きれいな水紋
 800人もの見物客。

 ここで、プレゼンターが2番バッター、星野夕陽さんに交代。
・滝沢ダム 点検放流
 常用洪水吐きと非常用洪水吐きのダム部放流に、500名の見物客は大喜び。

・薗原ダム 4門のゲートから毎秒30m3/sの放流は圧巻。

・久瀬ダム 発電所点検のための放流
・刀利ダム ハウエルバンガーバルブの点検のため水位が下げてある、珍しい放流。
・夕張シューパロダム 試験湛水時の越流。2日にわたって放流が行われた。

 続いて、『イベント賞』。 おなじみ夜雀さんと、今回、初のプレゼンターに挑戦のNOW2000さんの女性2人組。
 イベント賞では、ダムごとではなく、イベントごとの紹介だったので、一つのイベントで複数ダムが登場することもあった。

・豊平峡ダム 人気のあるイベントで、平日から土日へと移行したため、参加者は抽選となった。放流バルブの真横まで近づけて、大迫力の放流が見られるという。

・鬼怒川4ダム(五十里、湯西川、川俣、川治)
 五十里ダムはお子様参加の見学会。
 湯西川では堤体下流側に触れることも出来たようだ。高所作業車も出動し、普段は見られない角度からのダム見学。
 川俣ダムはキャットウォークとクレストゲート操作室の見学。川治ダムもキャットウォークの見学。

・浦山ダム 右岸天端にある「うららぴあ」で浦山ダムカレーを発売開始。また、進撃の巨人ならぬ、『進撃の浦山ダム』(コスプレと痛車大集合)というイベントが行われ、これが好評で、2015年もまたやるとのこと。

・横山ダム 50周年(ちなみに湯田、天ヶ瀬も50周年)
 スタンプラリーが開かれた。(13市町、24箇所)スタンプの数により、違った図柄のポストカードが賞品としてもらえたらしい。また、近くの道の駅では徳山ダムと横山ダムを模した「よことくダムカレー」も食することが出来るようだ。

・矢作ダム 「奥矢作森林フェスティバル」のイベントとしてダム見学会が実施され、ここでもキャットウォークを体験し、50m横からではあるが迫力のある放流を見ることが出来たようだ。

・中部5ダム 丸山、小里川、矢作、阿木川、大井
 丸山ダムでは、操作室の見学。


今年は水が豊富だった証


ということで、プロジェクト賞を設置

 次に、低水管理賞…のはずであったが、先に述べたとおり、今年は降雨に恵まれ、該当なし。ということで、代わりに「プロジェクト賞」が設けられた。プレゼンターは、宮島さんと萩原さん。

・鶴田ダム 九州の防人、と宮島さんは呼んでいる。過去の洪水被害をもとに、洪水調節量を増やすことになり、現在工事が進行中。見学ツアーもあり、3000人近くの人が訪れたとか。

・藤沼ダム 萩原さんが説明。ご存じの通り、東日本大震災の時に決壊し、死者行方不明者併せて8名という惨事になった。しかし、地元の農業にとっては貴重な水源でもあるので、現在復旧工事が行われている。

・権現第1ダム 下流面を覆ったソーラーパネル。丁寧なリップラップがあってこそ、ソーラーパネルの設置が可能となったのだ。宮島さんらしい、水力とソーラーとの発電量の比較などの説明があった。

・笠堀ダム 新潟福島豪雨の際、機能を発揮。さらに機能を増強するために嵩上げを行うようだ。

・中国地方ダムマニア認定書 中国地整を中心とした、中国地方のダムを巡ると巡った数に応じて「中国地方ダムマニア認定証」がもらえるというもの。なんと、北海道からも参加者がいるという、ダムマニアにとってはチャレンジし甲斐のある企画のようだ。
 会場にも、最高位の「レインボー」の認定書をもらった人が2,3名来ていた。

洪水調節賞
・正木ダム 徳島のダムで、集水域が狭いために、雨が降るとすぐに水が出る。但し書き操作を行ったときの様子が萩原さんによって語られた。

・徳山ダム 台風11号の時に、全量カット。想定6100億円の被害を防いだ。

・鏡ダム 台風12号の時に但し書き操作。5〜10分間隔で、数pのゲート操作をしたという。

・漁川ダム 地形的特徴も有り、これまで35回もの洪水調節を行ってきている。洪水調節の手練れといえるかも。


まるで論文発表のようなプレゼンテーション
(漁川ダムの降雨状況の説明)

・早明浦ダム 台風12号、台風11号と続けて襲来したが、この連続してやってきた台風に対して見事に洪水調節を果たした。


早明浦ダム洪水調節の説明


各賞に与えられる楯とトロフィー
 以上の5部門について、会場の聴衆から投票が行われ、それぞれの賞が決定した。


さて、大賞は!?


各賞が決定

☆放流賞  夕張シューパロダム
☆イベント賞  豊平峡ダム
☆プロジェクト賞 中国地整
☆洪水調節賞 早明浦ダム
☆ダムアワード2014大賞 早明浦ダム

 昨年は,日吉ダムが洪水調節賞と大賞をゲットしたが、今年は同じく水機構の早明浦ダムがダブル受賞となった。

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(2015.1.26、池ちゃん)
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