念願だった待望の「ダムのお土産用提灯」を作成完成させることが出来ました。ここに簡単にご紹介させて頂きます。
実は私が観光用提灯を初めて手に入れたのは、2年前の東北道の駅スタンプラリーに初参加挑戦している時に、青森県のあの<津軽海峡冬景色>で有名な竜飛岬を訪れた際、竜飛崎灯台近くのお土産さんで<竜飛崎>を買ったのが、生まれてこの方最初でした。それは、実に色もカラフルで絵柄も斬新なデザインで飾ってあったのが目に焼きついて、これは一生の思い出の財産になるし、数あるお土産の中でも、立体形をした形の物としては究極の癒しの飾りも物ではないかと思い、買うことになったのがスタートです。それかというもの、観光用提灯を集めるわ集めるわで、現在300個位はあるでしょうか。全国の主だった観光地、景勝地の提灯は1通り集まったので、1区切りしたいと思っております。もう部屋に飾っておくスペースがなくなりましたので。
それで、ダムに関連したお土産用提灯は言わずと知れず問い合わせするまでもなく、私の認識では相模ダムの<相模湖>・黒部ダムの<黒部湖>以外は出まわっていないのではないかと思います。(間違っていたらごめんなさい) そこで何とか自分の好きなダムのご当地名が入った観光用提灯を作れないものかと願望が湧き上がってきまして、それがきっかけでした。
じゃどうやって作成したかと言いますと、まずはじめにお断りしてしておきますが、提灯そのものは私が作ったのではなく、ある提灯の卸業者さんにお願いして、メイドイン台湾製の<無地無色の提灯>を無理言って特別に20個位仕入れさせてもらいました。通常はロッド単位で(1ロッド1000〜2000個)注文しないとまず不可能で無理とのことです。ちなみに今、日本の市場に出まわっているのは、台湾製・中国製が主流です。実際現物をよく見ると台湾製・中国製のほうが、国産よりもまずはるかに丈夫で頑丈に出来ています。
それで作成するにあたって、どういう工程で、どういう手順でやったらいいか最初は迷いました。何しろ相手は平面的で固い物と違いますから、非常に四苦八苦しました。試行錯誤を繰り返しているうちに要領をつかむことが出来るようになりまして、メインの色ずけから、絵ずけ、最後に名入れと言う工程で仕上げることが可能になりまして、それでも最初の1個目は時間にして7〜8Hは掛かったとは思います。一番神経を使ったのは絵ずけ作業で特にダムの堤体はそれぞれ1つ1つ特徴をもっているので、それを出来るだけ引き出させようと描くのが一番苦労しました。でも完成した時の喜び様は何でもそうですが、何物にも変えがたいものですね。それからダムの提灯を17基作成するのに休暇休日を費いやして1ヶ月程かかりました。
まだ数個在庫がありますので、時間があれば来春までに、気に入ったダムの提灯をまた作成したいと思っております。
浅瀬石川ダム。四方から。 自作提灯全体の写真は、こちらをご覧下さい。
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