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■ 堤体の施工

 工事は平成11年10月に着工し、コンクリートの初打設は平成13年2月、平成14年11月にコンクリートの打設を完了。

コンソリデーショングラウチング 

新旧堤体継ぎ目部の処理

旧堤体下流面は表面を5cmチッピングして、劣化部を除去。バックホウにビットローラをつけて使用した

ビットローラ
旧堤体際は2cm厚のモルタル敷き均しの上、内部コンクリート打設

打設後の状況、右側のやや色の薄い方が旧堤体部、左側の黒っぽいのが新堤体部、接合状況は良好
止水板

 主止水板には、旧堤体部分につては既存のものをそのまま使用し、新堤体部の塩ビ製止水板と接続した。副止水板は主止水板から50cm下流側に塩ビ製のものを設置した。

主止水板のところに見える鉄板は旧堤体の既存の止水板

左が主止水板、右が副止水板
コンクリートの打設

 打設工法は拡張レヤ工法で、主打設機械として200tクローラクレーンを使用した。


旧堤体の上部が一部見える

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