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《十勝川水系から足寄、旭川へ〜26日》

 7月26日、今日は十勝川水系のダムを見学し、足寄付近のダムから峠を越えて旭川へ入る予定です。美生ダムは少しコースから外れるのでパスすることにしました。

 最初の目的地は佐幌ダム。佐幌ダムはリゾート地の一角にあり、近くにはスキー場などもあります。右岸側の道路が工事中でしたが見学には差し支えありませんでした。そこから十勝川本流のダム群を目指します。北海道にも電源開発のダムが!と思ったのは屈足ダム。コンバインダムのようにも見えますが、ロックフィルダムの様です。そこから赤と緑の色が印象的な岩松ダム、そして最上流の十勝ダムを見学します。十勝ダムでは地元の子供による写生会が行われていました。「森と湖に親しむ旬間」との幟が管理所に立っていたことから、イベントの一つとして行われていたのでしょう。



佐幌ダム


屈足ダム


赤と緑に塗り分けられた岩松ダム


十勝ダム


十勝ダムサイトで行われていた写生会

 次に向かうのは糠平ダムです。然別湖で休憩し、お土産のメロンを購入しました。宅配で実家まで届けてもらうように発注し、然別湖を後にしました。

 峠を下りて糠平ダムを目指す途中、道路にキタキツネが現れました。バイクを降りてカメラを取り出します。逃げるかな?とも思ったのですが、随分と人慣れしているようで、立ち止まってこちらを見ています。ちょっと恥ずかしかったけど、TVドラマ「北の国から」で蛍がやっていた「る〜るるるる♪」をやったらこっちに近づいてきました(笑)。どうやら車で通る観光客から餌をもらっているようで、それで近づいてきたのでしょう。人慣れしているのも納得です。でも付近の看板に「キツネに餌をやらないで!」とか「エキノコックス(寄生虫症)に注意!」と書いてあるので、写真を撮って立ち去りました。

 峠を下りると糠平ダムです。このダム湖には旧国鉄志幌線のコンクリートアーチ橋の遺構があります。しかしダム湖左岸側の道はダートでしかもヒグマが出るらしいので、行くのはやめました。天候が怪しくなってきたので、早々に次の活込ダムへ向かいます。



CB1300SFとキタキツネ


キタキツネ、近くから


糠平ダム

 活込ダム付近に来たときに、ものすごい雷雨になりました。レインウェアを着る暇も無く、ずぶ濡れになって「道の駅・足寄」の駐車場に入りました。しかし、ここはトイレと自販機ぐらいしかなく(少し上にチーズを作っているお店があるようだが・・・)、自販機の置いてある小さな建物の屋根の下で雨宿りをしました。ものすごい大粒の雨が降り注いで横から雨が当たるので、電話ボックスの中で雨をやり過ごしました。何台かのバイクが駐車場に入ってきたけど、雨宿りするものが何も無いことを知るとさっさと出ていきました。

 この雨の影響で、予定していた糠南ダム、鹿の子ダムに行く時間的な余裕がなくなり、断念しました。雨が小降りになってきたのでレインウェアを着込んで出発、活込ダムに向かいました。ダム左岸の道はダートで、バイクが泥だらけになってしまいました。次の仙美里ダム(これは後の調査で提高が15m無いことが判明)に着く頃には雨はだいぶあがっていました。予定していた糠南ダムと鹿の子ダムはパスして、先程の糠平ダムから大雪ダムを目指します。大雪ダムへ向かう途中で太陽が顔を出し、だいぶ温かくなってきました。



活込ダム


仙美里ダム


大雪ダムへ向かう途中にて、雄大な原生林


大雪ダム、提頂部を国道273号線が通る

 大雪ダムを少し下ると、北海道電力鰍フ本流ダムがあります。これも後の調査で提高15m無いことが判明、当麻ダムは明日まわることにして、旭川のホテルに到着。ここでは3泊する予定なので、濡れた衣服を洗濯に出しました。その晩は旭川ラーメンを食べました。


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