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《旭川の北と西〜28日》

 7月28日、今日は旭川の北側および西側方向にあるダムをまわります。朝から小雨が降っていましたが、近場の南丘ダムから見学開始です。このダムは雨が降っていた方が良い感じが出ます。下流の中和ダムは立ち入り禁止でした。そこから峠を越えて雨煙内ダム、下幌加内ダム、鷹泊ダムを見学、沼田方面へ出ます。この付近には幾つかのアースダムがありましたが、ダムは田畑の最上部にあり、朝からの雨でぬかるんだダートが続いていたため断念しました。



幻想的な南丘ダム貯水池


中和ダム


雨煙内ダム


下幌加内ダム


鷹泊ダム

 再び山間部へ入り、幌新ダム、沼田ダムを見学して小平ダムを目指します。小平ダムも下流側が親水公園になっていて、減勢工付近からダムを撮影できます。また、この付近で恐竜の化石が出たようで、クビナガリュウの像などもあります。



幌新ダム


沼田ダム


小平ダム


クビナガリュウの像と小平ダム

 続いて中幌ダム、樽真布ダムを見学、留萌ダム(建設中)はどこに建設しているのかわからずパスしました。旭川に戻る途中にある上湯内ダムを見て、今日の見学を終了しました。尾白利加ダムは30日に札幌方面へ移動する途中に見学することにしました。



中幌ダム


樽真布ダム


上湯内ダム

 
《旭川の南〜29日》

 7月29日、今日は旭川の南側に存在するダムを巡ります。今日も朝から曇り空でしたが、雨は降っていません。早速最初の目的地であるペーパンダムに向かいます。どんなダムかと行ってみると、なかなか立派なダムでした。下流側では駐車場や何かの施設を造っているようです。そして建設中の忠別ダムへ。巨大なコンバインダムが姿を現します。コンクリートダムの方はほぼ完成しており、フィルダムの部分を盛り立て中でした。



ぺーパンダム


建設中の忠別ダム


忠別ダムのフィルダム部盛り立て風景

 次に聖台ダム、新区画ダムというちょっと変わった名前のダムへ向かいます。聖台という名は、ここが嘗ての御料地で、それを払い下げてもらった聖恩を忘れないようにと付けられたとか。新区画の意味はわかりませんでした。聖台ダムはコンクリート中心遮水壁を持つロックフィルダムで、巨大な洪水吐を持っています。新区画ダムは提体上が立ち入り禁止で、詳しい調査はできませんでした。



聖台ダムの大きな洪水吐


新区画ダム

 次はしろがねダム、日新ダムです。しろがねダムは立ち入り禁止で遠くから撮影するしかありませんでした。日新ダムは釣り客の多いダムです。



しろがねダム


日新ダム

 次は中富良野の長〜い直線道路を通りぬけ、金山ダムを目指します。このダムは珍しい中空重力ダムです。それから来た道を少し戻って滝里ダムへ。これら二つのダムはそれほど提高が無いにもかかわらず、巨大なダム湖を持っています。



中空重力ダムである金山ダム


滝里ダム

 次は野花南ダムを見学。このダムは同じ名前のものが2つあり、しかもお互いに近い場所にあります。ここでは空知川にあるものを野花南1、野花南川にあるものを野花南2として区別します。

 野花南ダムを見学後、本日の最終目的地、エルムダムへ向かいます。しかし、このダムは提体付近が立ち入り禁止で、撮影場所がありません。右岸側の山の上に展望台があるとのことで行って見ました。ところが・・・他のダムでもそうでしたが、スズメバチがやけに多いのです。バイクを止めると、必ず周囲をスズメバチがうろうろします。展望台は歩いて15分程とのことでしたが、山の中に入って行くので、ヘルメットを被ったまま行きました。案の定、森の中にはスズメバチが何匹か飛んでいました。そんなクソ暑い思いをして辿りついた展望台からは、「これかよっ!」というような眺めしか見れませんでした。帰りは滝川から高速を使って旭川へ。以降のダムでもスズメバチの接近は続き、ほとんどのダムでヘルメットを被ったままの撮影が続きます。夏の北海道での敵は、ヒグマではなくスズメバチでした。



空知川にある野花南ダム1


空知川の支流、野花南川にある野花南ダム2


展望台から見たエルムダム、これじゃ展望台の意味は無いですね(笑)

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