■ダムコンクリートの打設
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・施工機械
ダムサイト周辺の地形が極めて急峻かつ狭隘であることなどから、大型施工機械の導入による合理化施工は望むべくもなく、現場に見合った大きさの機械や状況によっては人力に頼りながら、一歩一歩着実に工事を進めているが実情である。
施工エリアが狭く通常のバイバックでは小回りが利かず使い勝手が悪いなどのため、特別仕様の小型のバイバックを開発し、施工の合理化を図っている。
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・プレクーリングの実施
夏季のコンクリート打設に伴う影響が懸念されたことから、コンクリートのプレクーリングを行っている。 プレクーリングはレディミクストコンクリート工場にLN2(液体窒素)プラントを設置し、コンクリートを練り混ぜる際にLN2を混合させる方式を採用した。 また、コンクリート運搬中の温度上昇を極力低減させるため、コンクリートミキサー車に断熱材を取り付けた。
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生コン工場にLN2プラントを設置 |
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コンクリート打設状況(H17.6) コンクリート打設 9,700/15,600=62% 旧堤体上部除却工事を並行実施中 |
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