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【右岸取付部】
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導流壁は越流部が全面越流であるので堤趾導流型とする。 減勢工は下流河道が堤体直下流30m程度で右岸側に湾曲しているので、30°右岸側に屈曲させ、幅は既設減勢工幅である15mとする。 施工に先駆けての転流は既設放水口を利用して実施した。また、コンクリート打設は旧道を利用した工事用道路を堤体直下流まで設置し、クレーン打設した。
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【取水放流設備】
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既設笹倉ダムは常時は貯水しないダムであり、取水設備を有していなかったため新設する。 取水塔形式は孔数は4孔の多孔式取水とし、ステンレス鋼製の取水塔とした。
既設堤体は河床部に2門の放水口を有しているため、放流管は放水口内に設置し取水塔から堤体下流のバルブ室まで導水する。放流位置はバルブ室下流の放水路から下流河川に直接流下させる。
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【基礎処理】
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@コンソリデーショングラウチング 堤体を延長する右岸部7ブロック及び造成アバット部にコンソリデーショングラウチングを施工する。
Aカーテングラウチング 建設当時のカーテングラウチングは、改良効果が不明であるので、今回確実に止水するため堤体全体にわたり再度実施する。
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