夢のようなお話が
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全国大会のメインステージのダムに地元商工会とも地元産業界とも縁のないダムマニアがブースを出すことなんてできるんだろうか。
少しずつダムマニアというものが世間に知られ始めているとはいえ、鉄道マニアの人たちに比べれば本当にマイナーでしかないダムマニア。
実行委員会の人にこの気持ちをぶつけて理解してもらえるんだろうか。
不安の種はありました。
でもやりたいという気持ちはそれを遙かに超えていました。
森と湖に親しむために ダムの役割をたくさんの方に知ってもらうために ダムマニアができること
マニアの楽しみ方を一般の方に共有してもらえたら ダム巡りの楽しさを分かってもらえたら ダムマニアブースを出せたらいいなと思っていること
でももしブースを確保できるなら一生懸命頑張る
力いっぱい頑張る!
森と湖に親しむ旬間で九頭竜ダムと真名川ダムを盛り上げたい!
福井県に行き九頭竜ダムと真名川ダムでダムカードを取得しました。
その後、平日に真名川ダム管理支所に改めて電話をかけ、所長様にダムの天端にダムマニアブースを出すためにはどこにお願いにあがればよいのか相談させて貰いました。
その結果、
「九頭竜ダムの天端にダムマニアブースという御希望があるようですね ダム天端というのは無理なのですが・・ 真名川ダムでダムマニアブースを御用意させていただきましょうか?」
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と、突然、天から光が降り注ぐようなお答えが返ってきたのです。
あ、あの真名川ダムで? 中央越流型非対称放物線不等圧アーチ式コンクリートダムの真名川ダムで、 2004年の福井水害で完璧な洪水調節で下流を救った伝説の真名川ダムで、 ダムマニアブースを出せる!?
真名川ダム管理支所の所長様のご配慮で、夢でしかなかったダムマニアブースは現実の物となったのです。
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ダム仲間に参加を呼びかけ
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『緊急連絡 森と湖に親しむ旬間2008において サブ会場になっている真名川ダムでダムマニアのブースが確保されます』
ダムのHPを管理している仲間でつくるDamWebRingでお知らせをしました。
『どんな企画を出したらいいと思いますか』
自分が考えている企画以外にいろいろ意見が欲しかったので 皆様にご意見を伺ったところ、思いがけない案が次々飛び出しました。
現時点(2008年1月)で企画だけで終わった案として下記のようなものがあります。
ダムカレー
宮島様のサイトで有名なダムカレーですが、当日現場で調理できる人間が現時点で確保できないため、真名川ダムでは無理という事になりました。 作成を請け負ってくださる業者の方が見つかれば、メイン会場(九頭竜国民休暇村)の方で実現するかもしれません。
ダムかき氷
奈良俣ダムの深透水ネタをtakane様のサイトで見ていたので、九頭竜ダムの深透水でロックフィルダムかき氷と考えましたが、九頭竜ダムには監査廊が無く(!)漏水自体もほとんどないので水を確保できないという事が判明し、大野市の名水で代用案を検討中。
ダムフィギュア
真名川ダムのダムフィギュアを世界有数の技術を持つ某国内メーカーに依頼して造ってもらい、現地で販売してもらえたらどんなに素敵かと♪ 妄想レベルで廃案になりました。フィギュアを作るのにかかる予算が半端でないため。 需要はあると思うのですが・・・
現在も色々企画進行中です。
マニアだけでなく一般の方にウケるものであるという事が大切です。 そしてやっぱり地元、和泉村をPR出来るものであることが大切です。
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マニアがダムのためにできること
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森と湖に親しむ旬間はダム愛好家の中では有名なイベントですが、一般の知名度はまだまだ低いのかもしれません。
それはどうしても国の省庁が企画するイベントということで、商業性は排除され安全に無難にという路線があるため、エンターテイメント性が少ないことや地元密着イベントであるということで全国的にアピールが弱いということも要因にあるのではないかと思います。
webで情報が瞬時に伝わる時代になり、地方新聞でしか撮りあげられなかったイベントも全国の人が目にする事が容易にできるようになりました。
HPやblogを持っているということでだれでも情報発信ができるようになったからこそ、草の根的にできる広報活動もあります。
この利便性を生かして森と湖に親しむ旬間をもっとアピールしたいものです。
2007年から始まったダムカードの配布 2008年の森と湖に親しむつどいへのダムマニアの参加 国土交通省は高かった敷居を少しずつ下げてきてくれているように思います。
それは
一人でもたくさんの人に ダムの働きを知ってください ダムは頑張っています ダムを嫌いにならないでください
と、いつも思っている自分と方向がぴったり合っていました。
森と湖に親しむつどい 九頭竜湖 真那姫湖 サマーフェスタ
このイベントに向けて自分が出来ることは何か、ダムマニアブースでダムの魅力を伝えるためにDamWebRingでダム仲間に協力を呼びかけ、たくさんの賛同を得ることができました。
マニアとして ダムのためにできること。
綺麗なダムの写真を撮る技術のある方はその写真の美しさで衆目を集めることができます。 素敵なダムのHPを作る技術のある人はその情報で衆目を集めることができます。 ダム仲間がこの部分を受け持ってくれることになりました。
自分にはそんな自慢できる技術はひとつもありません。
そんな自分が出来ることは、 ダムの事を一生懸命調べて勉強して、 文章でつづることしかありません。
そして自分がしたいことは、 この場所、福井県大野市のダムと歴史をたくさんの人に知って貰うということです。
38豪雪 奥越豪雨 福井水害
奥越電源開発
洪水調節
知ってほしいキーワードがあります。
森と湖に親しむつどい
そこで来て、ただ楽しいだけでなく “ダムってこんなに頑張っているんだ” “カッコいいなぁ”と感じてもらえるように 活動していこうと思っています。
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