[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]


◇ 8. 茨城県のダムのまとめ

 茨城県のダム建設は10基に及ぶが、次のようにまとめてみた。
(1) 築造区分は、昭和38年〜63年6基、平成元年〜17年4基となっており、わが国の高度経済成長期に多く建設されてきたといえる。
(2) ダムの型式重力式コンクリートダムが最も多く7基、アースダム2基、ロックフィルダム1基である。
(3) ダムの用途は治水を含めた多目的ダム7基、農業用水3基で、水力発電用のダムはない。
(4) ダムの起業者別は茨城県8基、農林水産省1基、友部町土地改良区1基で、ダム造りは茨城県を中心として施行されてきた。
(5) ダムの堤高は15m〜30m3基、31m〜50m6基、51m〜65m1基で、ベスト3は
 小山ダム 65.0m
 花貫ダム 45.3m
 竜神ダム 45.0mである。
(6) ダム総貯水容量は100万m3以下3基、101万m3〜500万m36基、501万m3〜1 660万m31基で、ベスト3は、
 小山ダム  1 660万m3
 藤井川ダム  400万m3
 竜神ダム   300万m3である。

 以上のように、茨城県のダムは中小規模ダムがほとんどを占めているが、その河川流域の人々にとってかけがえのない水資源が生み出されており、貴重なダムであることには変わりはない。


[前ページ] [目次に戻る]
[テーマページ目次] [ダム便覧] [Home]