下久保ダムでは、平成13年の3月に、流入する土砂対策として、貯砂ダムが完成しました。これはそのあらましを紹介するものです。
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■貯砂ダムの役割
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下久保ダムでは当初計画堆砂量として、100年で1,000万m3貯まることを想定していました。この容量の分だけ水が利用できないものとして計画されています。しかし、当初の想定より流入する土砂の量が多く、堆砂速度は計画の倍以上にもなってきています。 そこで、貯水池上流部に貯砂ダムを建設し、貯水池への流入土砂を軽減して貯水池の機能を維持し、あわせて貯砂ダムに貯まった砂利などを採取してその有効活用を図ります。 |
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■貯砂ダムの位置
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貯砂ダムは、貯水池上流部、ダムサイトから上流約8.5q地点に建設された。 |
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■貯砂ダムの諸元
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高さ5m、堤頂長91mの鋼製枠工ダム。 |
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■建設工事中
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工事中の下流側からみた全景 左側に、川を転流させている |
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下流側から、やや近寄って |
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■完成
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完成直後の下流側からみた全景 貯砂ダムの左端の水が流れている部分は魚道 |
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[関連ダム]
下久保ダム
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(2004年1月作成)
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